Hey! Say! JUMP・山田涼介が主人公の七瀬悠を演じる連続ドラマ「一次元の挿し木」(読売テレビ・日本テレビ系、日曜午後10時半)の第5話が2日に放送され、行方不明になった義妹・紫陽(堀田真由)を追う悠に、周囲が冷酷な言葉を浴びせる一方、亡き母・楓(小橋めぐみ)が残した手紙から衝撃的な事実が明らかになった。紫陽について「存在しない」と言われ続ける中で、「あなたを産めたことを誇りに思います」という母の言葉が発見され、ネット上では「実妹説」や、作品タイトルにも通じる「クローン・挿し木説」など、紫陽の「正体」をめぐり、考察が過熱している。
妄想扱いされる悠と、母が遺した「あなたを産めた」という矛盾
刑事の黛良子(土居志央梨)から「紫陽はこの世に存在しない」と言い渡された悠。翌日、釈放された彼の元を訪れた義父・京一(佐々木蔵之介)は、紫陽の存在を問いただす悠に「娘はいない」と言い放ち、彼女を“イマジナリーフレンド”扱いする。多田宗幸(和田正人)ら警察側も「病んだ若者の妄想」と決めつけ、絶望した悠は自宅で紫陽との思い出の幻影を見ながら精神を乱していく。
紫陽が存在していた証拠を必死に探す悠は、2人の思い出の場所を訪れる。そこでチェストの中から「紫陽さんへ」と書かれた楓からの一通の手紙を発見。そこには「あなたを産めたことを誇りに思います。 楓」と記されていた。「母さんが…紫陽を産んだ…?」。悠は絶句し、更なる混乱に陥る。
その後、マンションに帰宅した悠を週刊誌編集長・平間孝之(小手伸也)が待っていた。平間との対話で、27年前にインドのループクンド湖で行われた調査に京一や発生生物学者の仙波佳代子(鈴木保奈美)、殺された教授・石見崎明彦(正名僕蔵)が関わっていたこと、その調査には日江製薬が資金提供しており、過去の出来事を隠蔽するための工作「ログゼロ」が存在していた可能性も浮上した。
さらに、日江製薬を創設した京一の父・弓彦と宗教団体「樹木の会」の怪しい歴史的つながりとともに、7年前に亡くなった楓が「樹木の会」の信者で、悠自身も小学生時代に母と共に布教活動を行っていた衝撃の過去が明かされた。
紫陽の存在を否定する京一だが、楓が残した「産めた」という言葉は、紫陽が単なる幻ではなく、現実に存在していた可能性を示している。SNSには
「紫陽は存在しないと言われてるのに、母の手紙で産んだとある矛盾が気になりすぎる」
「悠と紫陽は実の兄妹だった可能性が高い。宗教二世の背景まで重なって切ない」
「戸籍なし+存在否定+母の手紙。クローンで産ませた設定がほぼ確定に近づいてる」
といった、紫陽の出生をめぐる考察が続々。さらに、タイトルに含まれる「挿し木」というワードから、
「紫陽の正体は200年前の人骨から作られた存在で、悠の母が産みの親だったのでは」
「紫陽は自分がクローンだと知っていた可能性もある。だから姿を消したのでは」
「京一がここまで存在を否定するのは、紫陽の誕生そのものを隠蔽したいからでは」
「悠の執着の対象が“実在しない妹”だったとしたら、物語全体の悲劇性がさらに深まる」
など、七瀬家に隠された過去と紫陽の正体を結びつける考察も広がっている。
第5話では、紫陽の存在そのものが大きな謎として描かれる一方、楓が残した手紙によって「産んだ」という事実が提示された。紫陽と悠の関係を巡っては、実の兄妹説や、タイトルに込められた「挿し木」という言葉から特殊な出生をめぐる考察も広がっている。さらに、27年前の調査、日江製薬、樹木の会、七瀬家の過去がどのようにつながっているのかも、今後の物語を読み解く重要なポイントになりそうだ。
紫陽の失踪は、単なる行方不明事件ではなく、七瀬家が長年抱えてきた秘密を明らかにする大きなきっかけとなりそうだ。
「一次元の挿し木」とは?
2025年「このミステリーがすごい!」大賞・文庫グランプリ受賞作を原作とするヒューマンミステリー。ヒマラヤで発掘された200年前の人骨と現代の失踪者のDNAが一致するという不可解な謎を軸に、主人公が巨大な陰謀へと巻き込まれていく。

