
芸術新聞社および「文喫 六本木」は、『恐竜アート博物館 Museum of Dinosaur × Contemporary Art(以下、恐竜アート博物館)』の刊行を記念し、7月28日(火)~8月31日(月)の期間、「文喫 六本木」にて「『恐竜アート博物館』刊行記念展」を開催し、展示販売を行う。
また、8月15日(土)には、国立科学博物館館長・真鍋真氏による特別トークイベントも開催する。
恐竜アートを集めた1冊『恐竜アート博物館』
太古の地球に君臨し、約6600万年前に姿を消した「恐竜」。近年、デジタル技術や分析科学の導入による古生物学研究の劇的な進化に呼応するように、アートの領域でも恐竜をモチーフとした作品が急速に存在感を増している。
誰も本当の生体を見たことがないからこそ、恐竜はアーティストそれぞれの独自の視点と無限のイマジネーションを引き出す究極のキャンバスとなっている。
『恐竜アート博物館』は、そんな現代の恐竜アートの隆盛を踏まえ、絵画、立体、インスタレーショ ン、パフォーマンスアートなど、大胆に「再解釈」された“見たこともない恐竜たち”の作品やプロダクトを集めた1冊だ。
恐竜アート約100点が登場する記念展
「『恐竜アート博物館』刊行記念展」には、同書に登場するアーティスト&クリエイターのうち25名による作品およびプロダクト約100点が大集結する。同展に出展する作家と恐竜アートを一部紹介しよう。

「Project Goodbye」より モチーフ:ティラノサウルスほか
藤浩志さんは、家庭で不要になった膨大なプラスチックのおもちゃの原料=石油がジュラ紀の生物の化石であることから発想された「トイザウルス」によるインスタレーションを展開する現代美術家。

《ステイシー》 モチーフ:ステゴサウルス
富田菜摘さんは、金属廃材となったかつての日用品を独自に見立て、傷や錆、年月を経たぬくもりを活かしながら愛嬌たっぷりなさまざまな生きものへと生まれ変わらせる現代美術家。

《Sweet dinosaur -Parasaurolophus-》 モチーフ:パラサウロロフス
渡辺おさむさんは、さまざまなモチーフをスイーツデコレーションの技術で「幸福な記憶」を呼び起こすアートに昇華する現代美術家。恐竜という強大な畏怖の対象を、甘美で可憐な存在へと変える。

《返る》 モチーフ:アンズー
杉﨑良子さんは、恐竜はある意味、膨大な研究が集積した情報の塊だと捉え、その姿を、同じく情報の塊である新聞紙でつくり出すことに必然を見出し、制作に専念する現代美術家だ。

《ゴルゴサウルス》 モチーフ:ゴルゴサウルス
水島篤さんは、四季折々の生きものの姿を通して生命の循環を描く伝統画題「花鳥画」の感性を礎に、はるかな生命の連なりを遡り、独自の表現技法で「恐竜日本画」を展開する日本画家。
このほか、塩澤宏信さん、金丸賀也さん×ON-ART、篠原愛さん、安部祐一朗さん、NOBUOさん、川口敏さん、小田隆さん、古田悟郎さん、鈴木巌青さん、恐竜画家CANさん、木下武さん、山田雄貴さん、水木玲さん、湯田智仁さん、ケータさん、RYO(ねんど星人)さん、藤巻嶺さん、本田貴哉さん、白倉正樹さん、桃山朋々さんが出展する。
