かつては、個性的な響きや当て字を用いた「キラキラネーム」が注目を集めました。しかし、2025年の戸籍法改正による読み仮名制度の開始などを背景に、近年は読みやすく、落ち着いた印象の名前を選ぶ親御さんが増えています。
そんな中、男の子の名付けで人気を集めているのが、名前の最後に「と」が付く「と止めネーム」です。昔から親しまれてきた日本らしい響きと、力強さや親しみやすさを兼ね備えていることから、近年あらためて注目を集めています。
今回は、2026年1月から6月に誕生した男の子20,471名の名前を調査。2026年上半期に人気を集めた「と止めネーム」ランキングをご紹介します。
1位 はると
上半期「と止めネーム」1位となったのは「はると」。2026年上半期のよみランキングでも1位となり、男の子の名付けで非常に高い人気を集めました。
「はると」というよみは、2018年から2025年まで8年連続で男の子の年間よみランキング1位を獲得している大人気のよみです。実際の名付けでは「陽翔」・「陽斗」・「晴翔」などが人気です。
「陽」は太陽の光や明るさを表し、「晴」は晴れた空を連想させる漢字です。「翔」は翼を広げて飛ぶ様子を表し、空や未来への広がりを感じさせます。「斗」は北斗七星など星を思わせる漢字で、男の子の名付けで人気の止め字の一つです。
「明るく健やかに成長してほしい」・「自分らしく未来へ羽ばたいてほしい」という願いがうかがえます。
2位 みなと
2位は「みなと」。2026年上半期のよみランキングでも2位となり、「はると」に続く人気の「と止めネーム」です。年間よみランキングでは2024年・2025年ともに2位と、非常に高い人気を保っています。実際の名付けでは「湊斗」・「湊」・「湊翔」などがトレンド。
「湊」は、人や船が集まる港を意味する漢字です。海や水辺の情景を連想させるとともに、人とのつながりやご縁を感じさせます。「多くの人に恵まれ、周囲と支え合いながら成長してほしい」・「広い世界で自分らしく歩んでほしい」という願いが感じられます。

