糖尿病の足の症状についてよくある質問

足の症状に気付いたらいつ受診すればよいですか?
糖尿病の方が足の異常に気付いた場合、症状が軽くみえても早めの相談が大切です。特に、傷、赤み、腫れ、熱感、膿、悪臭、黒色変化、発熱、歩くと出る足の痛み、安静中の痛みがある場合は、受診を先延ばしにしないでください。
自宅での足のセルフチェックのポイントを教えてください
セルフチェックは、毎日同じタイミングで行うと続けやすくなります。入浴後、靴下を脱いだ後、就寝前など、生活の流れに組み込みやすい場面を選びます。足をみて、触って、左右差を比べます。足の裏がみえにくい場合は鏡を使います。視力が低下している方や身体が曲げにくい方は、ご家族や介護者に協力してもらいましょう。セルフチェックは、完璧に行おうとすると続きにくくなります。入浴後に足を拭く流れで足裏をみる、靴下を履く前に爪と指の間をみる、就寝前に足の色と温度を比べるなど、生活の流れに組み込む方法が現実的です。足をみる場所を明るくし、必要であれば手鏡を置いておくと、足裏やかかとを確認しやすくなります。
変化を見つけた場合は、写真を残しておくと、赤みや腫れの広がりを比べやすくなります。ただし、写真だけで状態を判断するのは避けてください。痛みが弱い場合でも、赤み、熱感、膿、悪臭、黒色変化があれば、医療機関への相談を優先します。
参照:
『糖尿病足病変』(糖尿病情報センター)
『フットケア』(糖尿病情報センター)
編集部まとめ

糖尿病は、高血糖が長く続くことで、神経障害、血流障害、感染への抵抗力の低下が重なり、足に症状が出る場合があります。足は毎日使う部位であり、靴による圧迫、歩行による摩擦、乾燥、爪の変化などの影響を受けます。しびれ、痛み、冷え、感覚の鈍さ、傷の治りにくさは、足からの大切なサインです。足の感覚が鈍くなると、傷ややけどに気付きにくくなることです。痛みがないから問題がないとは判断できません。小さな靴ずれや水虫、巻き爪、たこが悪化し、潰瘍や壊疽につながる場合があります。
足を守るためには、毎日のセルフチェック、清潔、保湿、爪の管理、足に合う靴、裸足を避ける行動が欠かせません。足に傷、赤み、腫れ、熱感、膿、黒色変化、悪臭がある場合は、早めに医療機関へ相談してください。糖尿病の足病変は、早く見つけ、早く対応すれば重症化予防につながります。
参考文献
『神経障害』(糖尿病情報センター)
『大血管症』(糖尿病情報センター)
『Symptoms of Diabetes』(CDC)
『糖尿病足病変』(糖尿病情報センター)
『フットケア』(糖尿病情報センター)
『Diabetic foot problems: prevention and management』(NICE)
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