●識者「性の商品化の構造として考える必要」

弁護士ドットコムニュースは昨年8月、この表紙をめぐる問題について、スポーツ領域におけるハラスメントを研究する高峰修・明治大学教授(政治経済学部/体育・スポーツ社会学/ジェンダー研究)に取材した。
高峰教授は当時、男子スポーツを扱う雑誌の表紙にあえて女性を使うという発想は、スポーツ界で問題になっているアスリートの盗撮と「スポーツにおいて女性を性の対象として扱うという点で共通している」と指摘した。
人のジェンダーやセクシュアリティを人格から切り離し、金銭と交換可能なものにすることは「性の商品化」と呼ばれる。
高峰教授は「甲子園雑誌の表紙の問題は、こういう性の商品化が生じる構造との関わりから考えていく必要がある」と話していた。

