ヴィンテージのミリタリーウェアやニットを解体し、全く異なる一着へと作り替える動画がInstagramで注目を集めています。動画は記事執筆時点で再生数54万8000回を突破し、3万4000件以上の“いいね”を獲得しています。
ヴィンテージのミリタリーウェアを活用
投稿したのは、米ニューヨークを拠点にカスタムウェアを制作している「JDiNallo」(@j.dinallo)さん。今回手がけるのは、ヴィンテージのミリタリーアイテムです。投稿者さんは素材を思い切って解体し、裁断や縫製を重ねながら、一点物のアウターへと仕立てていきます。
最初に登場するのは、カーキ色のつなぎ型ミリタリーウェアです。このほかにも、リブ編みのニットとミリタリーダッフルバッグも素材として使います。
無骨な素材が個性的なボンバージャケットに
まず、バッグの縫い合わされた部分を手で勢いよく引き裂きながら複数のパーツに分解。投稿者さんは全てを細かな布片へ戻すのではなく、利用できる部分を見極めながら解体しているようです。素材を解体したら、切り出した生地をどんどん縫い合わせていきます。
完成したのは、ボリュームのある袖と短めの丈が印象的なフード付きボンバージャケットです。投稿者さんが実際に袖を通し、ジーンズと合わせたスタイリングを披露しました。
前面は、生地の切り替えが幾何学的に見えるデザイン。もとの衣類が備えていた無骨な雰囲気を残しながら、ゆったりとしたシルエットにまとめられています。
袖口や裾のリブ、ファスナー、左右のポケットなど、アウターとして着心地のいい仕上がりになっています。一方で、古着らしい質感も残っており、新品の生地を均一に縫い合わせた服とは異なる、一点物らしい表情を楽しめるのがうれしいですね。
古い衣類を単に補修するのではなく、一度解体してパーツを組み直し、新たなデザインと用途を与えた今回の制作。素材の経年変化まで魅力に変えた、印象的なアップサイクル作品でした。

