テンビンの楽しみ方&ダブル狙いのテク公開!

テンビンの楽しみ方&ダブル狙いのテク公開!

Profile

高槻 慧(たかつき さとし)

ダイワフィールドテスター。

タチウオはじめ、マルイカ、カワハギ、攻めのライトアジなどテクニカル系の釣りを得意とする。

愛称は「ツッキー」。

釣行の写真

タチウオ最高!

ダイワフィールドテスターの高槻慧(ツッキー)です。

一年間にわたって月イチで各地の最新タチウオ情報をお届けする当連載。

2回目は三浦半島京急大津のいなの丸さんからテンビンタチウオ釣りに挑戦してきました。

お世話になったショートタチウオ船の野地吉友船長は、かつてテンビンタチウオの技を競い合った仲で、久しぶりの乗船でとても楽しみでした。
 
いなの丸さんは予約時に「テンビン」か「テンヤ」と伝えることで、釣り座をうまく調整してもらえます。

基本は前方がテンビン、後方がテンヤ釣りとなります。

グループで両方いる場合は、境界線付近の場所で離れることなく釣りが可能です。

ただし、途中で釣り方の変更はできません。

取材した8月7日は6対4の割合でテンヤの釣り人が多く、私は左舷ミヨシに釣り座を構えて準備します。
 
船長に直前の状況を聞くと、でかいのはいるけどかなり厳しいとのこと。

ちょっと苦戦が予想されました。
 
今回は2本バリ仕掛けで、ダブル狙いを課題にしました。

最近は1本バリで狙うことが多いですが、2本バリでのダブル狙いも面白いんです。

ただし、船によっては2本バリを禁止しているところもあるので事前に確認してから挑みましょう。
 
7時15分に出船。

ポイントまでは10分足らず。

その間にコノシロエサの形を整えて投入に備えます。
 
最初のポイントは走水沖。

船長からの指示ダナ、海面下57〜47mでスタート。

指示ダナの下限よりも仕掛けを落とさないようにして、仕掛けが軽くなじむのを待って誘いをスタート。

周りではいきなりアタリがあったようです。
 
まずはノーテンションフリーフォールで探ることに。

最初のシャクリからエサをくわえるアタリが出て、さらにシャクリ続け重みを感じたところで合わせを入れてフッキング。

ところがこちらは途中でバラシ。
 
朝イチは活性が高いようで、早めのシャクリの人が順調にヒットさせています。

まずは色んな釣り方でその日に合ったシャクリを試していくのが重要ですね。

次は少しスピードを早めてみます。
 
ハンドル2分の1回転、ステイを3秒ほど取ったそれほどシャープにシャクらないノーテンションフリーフォールでヒット。

合わせを入れてかダブル狙いで5mほど探っていくものの追加のアタリはなし。

まずは小型ですが1本目をゲット。

どうやらこの日は小型が多いようです。

後方のテンヤ組の人はアタリは多いもののバラシが続きます。
 
その後も順調にヒットは続きますが、なかなかダブルは難しい。

それでも1本掛かるたびにネチネチと狙っていくと、明らかな追加のアタリが!
 
しっかり重みを感じたところで合わせを入れてダブルを確信!

「さあ、ここ一番カッコいいところ!」と写真と動画を撮影してもらおうとしたら、カメラマンさんは後方で良型が出てそっちに取り込み中!
 
と、一人寂しく(?)ひっそりとダブルで上げたのでした。
 
このダブル狙いはうまくいったときの達成感があるので、ぜひ狙ってみてください。
 
この日、船長からの指示ダナは10mくらいの幅がありましたが、釣っていくうち当たりダナが絞れてきたので、その周辺を定点で狙うと一気に数がのびました。

タナが50〜40mのとき、中間の45mくらいでネチっこく探っていくと高確率でアタリが出ました。

ある程度、決め打ちするのも数をのばすコツですね。
 
その間にもダブルを狙って2回成功しました。

テンビン釣りで食う仕組みを覚えると、テンヤ釣りにも応用できるようになりますよ。

やっぱりタチウオ釣りは最高に楽しい!
 
中盤からはテンヤ組には大型が多くヒットしていきます。

テンビンのほうがややサイズは落ちますがアタリは続きます。

走水〜大津沖にかけて大船団が形成されていて、本当にこのエリアの魚影の濃さには恐れ入ります。

これだけ型、数ともに期待できるエリアはそうそうないですね。
 
さて、ドラゴンチェイサーですが、テンビン釣りでは大型狙いに特化するのは難しいですね。

エサとハリを大きくするという手もありますが、まずは数を釣っていきその中で大型が交じればいいという感じです。

それこそがテンビン釣りの最大の魅力とも言えます。
 
まずまずの良型も交じって最終的には27本と、事前情報を遥かに超える釣果に大満足です。

その後も大型交じりで好調が続いています。

夏シーズンはまだまだ続きそうです。

ぜひ、楽しんでください!

釣行の写真

テンビン、テンヤでも仲間で並びで楽しめる

釣行の写真

後半はテンビンもサイズアップ

釣行の写真

取材日以降は大型好調が続く

ツッキーのテンビンタチウオの勘所①

ノーテンションフリーフォール

従来の釣り方は竿先を海面に向けた状態から45度くらいまでシャクり上げて、竿先を下げながらハンドルを巻いてからシャクリの繰り返しでした。

これだと常にエサがスイッスイッと上にいくイメージです。

対してノーテンションフリーフォールは、45度くらい竿先を下げた位置から水平までシャクリ、テンションをかけずにストンと落とします。

こうすることでエサが水平にヒラヒラしながら落ちていく自然な形を演出できます。

活性によって従来のシャクリがいいこともあるので、どのパターンで食いがいいのかを試しながら見極めるのがおすすめです。

釣り方の写真

配信元: FISHING JAPAN