犬に絶対与えてはいけない『夏の食べ物』6選 誤って食べてしまった場合の危険な症状まで

犬に絶対与えてはいけない『夏の食べ物』6選 誤って食べてしまった場合の危険な症状まで

犬に絶対与えてはいけない『夏の食べ物』6選

アイスを前に舌を出すウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア

多くの野菜や果物が旬を迎え、冷たい食べ物もよりおいしく感じるこの時期、愛犬にも与えたくなる気持ちはわかります。しかし、犬に絶対与えてはいけない『夏の食べ物』が存在します。飼い主さんとしてぜひ知っておきましょう。

1.ぶどう

ちょうど今が旬のぶどうはこの時期、食後のデザートとして食卓にあがるご家庭も多いのではないでしょうか。しかし犬にとっては絶対NGである危険な果物です。

ぶどうに含まれる「酒石酸(しゅせきさん)」などが原因と考えられていますが、具体的な中毒発症メカニズムや致死量には個体差が大きく、少量でも急性腎不全を引き起こす危険性があります。生のブドウはもちろん、干しブドウ(レーズン)もNGです。パンやクッキーなどにもよく使用されているため、十分に気を付けましょう。

2.いちじく

栄養価が高く、夏から秋の時期に旬を迎えるいちじく。好き嫌いが分かれる果物かもしれませんが、このいちじくも犬には絶対に与えてはいけません。古来より『不老長寿のフルーツ』と言われてきましたが、犬にとっては危険な果物。

いちじくには中毒を引き起こす有害な成分(フィシンやソラレンなど)が含まれているためです。さらにゴムの成分である「ラテックス」が含まれており、アレルギーを持つ犬の場合は、より注意が必要です。ジャムなどの加工品にも気を付けてください。

3.トウモロコシの芯

トウモロコシは甘くておいしい夏が旬の野菜。実は犬に与えても問題ありませんが、芯は絶対にNGです。トウモロコシの芯を与えてはいけない最大の理由は、消化できず胃や腸に詰まりやすく、腸閉塞の危険があるからです。

食べ終わった芯をテーブルに放置することはやめましょう。ゴミ箱も蓋つきのものに変えるなど、いたずら防止の対策もとってください。

4.ニラ

夏に登場回数が増えるニラですが、これも犬にはNGです。ご存じの方も多いのではないでしょうか。与えてはいけない理由は、ニラに含まれる「有機チオ硫酸化合物」という成分が、重篤な貧血や血尿を引き起こすからです。

ニラを放置することはないと思いますが、みじん切りにしたニラを床に落としてしまい犬が食べた…なんてことがないように気を付けましょう。

5.なす

みずみずしく加熱しても冷やしてもおいしいなすは、犬に与えてもOKな食材。気を付けるべきは『生のなす』と『葉・茎・ヘタ』です。

生のなすは消化が悪いだけではなく、犬にとって有害な天然の毒素が含まれています。そして実以外の部分には中毒を引き起こす成分が多く含まれるため、絶対に与えてはいけません。浅漬けなど人間用に加工された食品も、もちろんNGです。

6.人間用のアイス

暑い夏に食べるアイスは格別ですよね。愛犬におすそわけしたくなる気持ちもわかりますが、実は様々なリスクがあります。冷たいアイスを食べてお腹を壊すかもしれません。

それだけではなく、アイスにチョコレートやキシリトールなど、中毒を起こす成分が混ざっている危険性もあります。さらに犬の中には「乳糖不耐性」といって乳糖をうまく分解できない子もいるため、ミルク系のアイスも十分な注意が必要です。

犬が誤って食べてしまった場合の危険な症状とは?

元気のないミニチュアダックスフンド

犬に絶対与えてはいけない『夏の食べ物』を6つお伝えしましたが、もし誤食してしまうとどういった症状があらわれるのでしょうか?共通してみられる危険な症状は以下の通りです。

激しい嘔吐や下痢を繰り返す ぐったりして意識がもうろうとしている けいれんや体の震え 呼吸が荒い、苦しそうにしている

こういった症状がひとつでもみられたら、一刻を争う事態かもしれません。すぐに動物病院へ連絡をしてください。無理に吐かせようとせずに、『いつ、何を、どれくらい』食べたのかを確認し、パッケージや残骸などがあれば持参しましょう。

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