VIVANT【考察】野崎(阿部寛)が裏切っていない「理由」…鍵は「空白の2年」、別班説も浮上

VIVANT【考察】野崎(阿部寛)が裏切っていない「理由」…鍵は「空白の2年」、別班説も浮上

俳優の堺雅人が主演する「日曜劇場『VIVANT』」(TBS系)の第13話が9日、放送され、何者かに拉致された5人の別班員の行方を捜索する乃木憂助(堺)と協力体制を敷いていた警視庁公安部の刑事・野崎守(阿部寛)が、乃木たちの捜査をかく乱していたことが発覚。突然姿を消した。前作では、別班メンバーの乃木と、同じく国防に携わる立場で連携し、国際テロ組織「テント」の解体作戦を命がけで完遂した野崎の裏切りに乃木は悔し涙を浮かべながら絶叫した。野崎のまさかの行動に視聴者の間で動揺が広がる一方、野崎が味方だと考える視聴者は多く、SNSにさまざまな考察が寄せられている。

「VIVANT」とは

「半沢直樹」や「下町ロケット」シリーズなど数々の大ヒットドラマを手がけてきた福澤克雄監督が原作、演出を務めたオリジナル作品で、堺、阿部のほか、二階堂ふみ、松坂桃李、二宮和也、役所広司ら実力派の俳優陣が出演した。ロシア、モンゴル、中国などと国境を接する架空の国「バルカ共和国」と日本を主な舞台に、極秘任務を背負った陸上自衛隊の非公認諜報部隊「別班」や公安警察と謎に包まれた国際テロ組織「テント」との攻防を描いた。第2シーズンは、前作最終話(第10話)のラストシーンからスタート。テント解体作戦の裏で同時進行していた別班員5人の拉致事件を解決すべく、別班の乃木が再び東奔西走するさまを描く。

前作でも描かれた「敵を欺くには味方から」

この日の放送では、別班員拉致事件に関与した疑いで、厳重に警備されたタイ・プーケットの別荘地に潜伏する野崎の部下・新庄浩太郎(竜星涼)を確保する別班の作戦が進められた。

計画どおり新庄の身柄を確保したものの、新庄は家族を人質に取られて拷問を受けても関与を否定。彼を匿ってきたタイ人実業家のチョッキー・テーパーニット(Tanapak Jongjaiphar)も、別班員の情報は新庄から渡されていないと証言するなど、2人の言葉に嘘はなかった。

そんななか、新庄の逃亡先を調べる過程で、野崎が偽装工作を行い、別班の捜査をかく乱していたことが発覚。新庄の身柄を引き取るためタイに向かっていたはずの野崎は、海外渡航の痕跡も残さず行方をくらましていた。

野崎が向かった先はイスラエル。エルサレムの古代遺跡を訪れた野崎は、ヘブライ語を話す謎の人物・ピョードルと接触し、「よくやってくれた。上はお喜びだ。おかげで休暇がもらえそうだ」と告げられると、野崎は「それはよかった。こちらとしてもお役に立てて何よりだ」と不敵な笑みを浮かべた。

捜査をかく乱した末に姿を消し、海外で謎の人物と接触していたことが明らかになったことで、野崎が乃木たちを裏切った可能性が浮上。乃木にとって最も頼りになる存在だった野崎の不可解な行動に、視聴者の間ではさまざまな推測が飛び交っている。ドラマの公式サイトなどで公開された第14話(16日放送予定)の予告には「野崎の裏切り」「ついに姿を現わす最大の宿敵」といったテロップが確認できる。野崎を裏切り者とみる視聴者が多いなか、その行動には別の目的があるのではないかと考える人も少なくない。

SNSには、

「目的はなんなんだろ」

「このまま悪役で終わるのはどうにも違和感が」

「野崎はスネイプ先生を崇拝しているから最後は味方だよ」

などの声。野崎の裏切りを疑問視する人はいる。

ちなみに前作では、乃木も野崎も、敵を欺くためにあえて味方をだまし、裏をかくという戦術を取っていた。そのため今回の野崎の行動についても、

「乃木が別班裏切ったように見せかけてテント潜入した時と同じ方法とった?」

「野崎さんも公安の任務としての潜入捜査をしている。タイに行くと言っておきながら、実際には行ってないの時点でばれる想定。敵を騙すにはまずは味方から。新たなテロ組織との戦いをしている。そうであってほしい」

「待てよ、乃木と野崎が口裏を合わせ何か秘密裏に動いているのでは? ベキを偽装死にした際にベキから何か聞いたのかも。その情報から公安トップ佐野、別班トップ櫻井、この2人を欺く必要があるのかもしれない。『チンギスを頼れ』は何か隠語だったのかも」

など、「裏切り」ではなく、別の任務や潜入捜査のための偽装と考察するファンは少なくない。

さらに、第11話(7月26日放送)で描かれた「ある場面」にも関心が寄せられている。それは、別班のスパコン「AIハヤト」の大画面に表示された野崎の経歴。そこには「1972年11月10日生まれ/1997年4月 警察庁入庁 警察大学入学」と記されていた。現役で四年制大学を卒業して入庁したと考えると、そこには2年間の空白がある。

この経歴をめぐり、

「それまで何してたんだろう?」

「長野と同じ? 空白の2年」

「野崎もVIVANT説…に一票!」

など、野崎自身が別班に関係しているのではないかと推測する視聴者もいる。

野崎が別班員なのか、公安として別の任務を遂行しているのか、それとも乃木たちにも明かしていない別の目的があるのか。第13話では野崎の「裏切り」を思わせる行動が描かれる一方、これまでのシリーズで繰り返されてきた「敵を欺くには味方から」という戦術や、経歴に残る2年間の空白、「チンギスを頼れ」という言葉など、別の可能性をうかがわせる要素も描かれた。第14話では、失踪した野崎の目的と、乃木たちとの関係をめぐる新たな事実が明らかになる展開が予想される。

配信元: iza!

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