「ゼロカロリー」が逆に太る原因に? 最新研究でわかった、人工甘味料が“腸”に与える意外な影響

「ゼロカロリー」が逆に太る原因に? 最新研究でわかった、人工甘味料が“腸”に与える意外な影響

良い悪いで割り切らない! 賢い付き合い方

ここまで読むと、「じゃあ人工甘味料はダメなの?」「普通の砂糖の方がいいの?」と思われたかもしれません。ですが、良い悪いで割り切ることができないのが正直なところです。

なぜなら、やはり砂糖の摂りすぎも、肥満や腸内環境の悪化に繋がります。「〇〇はダメ、〇〇ならいくらでもOK」というような、ゼロか百かの極端な思考は避けるようにしましょう!

大切なのは、二者択一ではなく、「甘みそのものとの付き合い方」を見直すことだと思っています。

さつまいもを食べる女性腸内環境を労わるために、以下を意識してみてください。

・強い甘みへの依存を少しずつ減らす

人工甘味料の強い甘さに慣れてしまうと、味覚が鈍り、もっと甘いものを欲する「甘味依存」に陥りやすくなります。まずは、普段取り入れているゼロカロリー食品を、無糖のお茶や炭酸水に置き換える日を少しずつ作ってみましょう。

・素材本来の甘みを楽しむ

果物やサツマイモ、甘栗など、自然の食材に含まれる甘みを取り入れてみましょう! これらには腸内細菌の大好物である「食物繊維」もたっぷり含まれているので、腸活にも一石二鳥です。

・使う時は「適量」を心掛ける

どうしても甘いものが食べたい時や、お料理のカロリーを抑えたい時に、人工甘味料を「適度に利用する」分には、過度に恐れる必要はありません。何事も「ほどほど」が一番ですね!

お腹の菌と一緒に育む、無理のない食生活

今回は、人工甘味料と腸内環境の関係についてお伝えしました。カロリーゼロだからと安心しきるのではなく、腸内細菌への影響も少しだけ気にかけてあげたいですね。

「〇〇は絶対にダメ!」と制限しすぎると、それが大きなストレスになってしまいます。全体の食事バランスを見直して、素材の味を楽しむ工夫もしていきましょう。

できる範囲で、楽しく腸活に取り組んでみてください!

出典

(※1)WorldHealthOrganization(WHO)「WHO advises not to use non-sugar sweeteners for weight control in newly released guideline」(2023)

(※2)Ciaram Staberet,et al. Trends in Microbiology,「The impact of artificial sweeteners on bacterial physiology and the microbiome」(2026)

【免責事項】本記事は一般的な健康情報の提供を目的としたものであり、個別の診断・治療に関する医学的アドバイスに代わるものではありません。糖尿病など食事管理が必要な持病のある方や、妊娠中・授乳中の方は、特に摂取量にご注意ください。

【監修者からの一言】

人工甘味料は「絶対に悪」と決めつけるものではなく、使い方が大切です。腸内環境への影響を示す研究は動物実験や短期的なものが中心で、ヒトでの影響には個人差もあります。過度に恐れず、砂糖も含め摂りすぎに気をつけましょう。

【監修:柏木宏幸 医師】池袋ふくろう消化器内科・内視鏡クリニック東京豊島院 院長。消化器病・内視鏡専門医。「便通マネージメントドクター」の資格を持ち、大腸や便通改善を専門とし、特に女性の腸の悩みに向き合う。YouTubeでの分かりやすい医療発信や、Webメディアの記事監修実績も多数。

<文/腸活の研究家ざっきー 監修/柏木宏幸 医師>

【腸活の研究家ざっきー】
腸活の研究家。「健康と体作りを後回しにしない」をモットーに、フォロワー11万人のInstagramでは、論文を元にした腸活情報や腸が整うレシピを発信中。Instagram:@zakii312、Twitter:@chokatu_zakii



配信元: 女子SPA!

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