猫が落ち着ける『正しい抱っこ』のポイント5つ 嫌がってしまう理由や避けるべき抱き方まで

猫が落ち着ける『正しい抱っこ』のポイント5つ 嫌がってしまう理由や避けるべき抱き方まで

避けるべき抱き方

脇だけで抱っこ

猫を安全に抱っこするためには、体へ負担をかける持ち上げ方や、恐怖を与える姿勢を避ける必要があります。特に、嫌がる猫を力で押さえ込むと、飼い主が引っかかれたり、猫が落下したりする危険もあるため注意しましょう。

高い位置まで急に持ち上げる

床から一気に高い位置まで持ち上げると、猫は足場を失ったことに驚き、強く暴れる場合があります。

最初は飼い主が座った姿勢で抱き上げるなど、できるだけ低い位置で練習すると、万が一腕から抜けても落下の危険を抑えられます。持ち上げる動作も急がず、猫の体を支えてからゆっくり行いましょう。

前足や脇だけを持って抱き上げる

前足や脇の下だけを持ち、下半身を支えずに持ち上げると、肩や背中へ大きな負担がかかるうえ、猫の体も不安定になります。

猫が暴れたときに関節を痛めたり、そのまま落下したりする危険もあるため、必ず胸元とお尻の両方を支えてください。首の後ろだけをつかんで持ち上げる方法も、成猫には強い負担となるため避けましょう。

無理に仰向けで抱く

お腹を上に向けた仰向けの姿勢は、猫にとってすぐ逃げられない無防備な体勢です。この抱き方を好む猫もいますが、多くの猫は不安を感じ、体をひねって逃げようとすることがあります。

猫が自分から仰向けになって落ち着いている場合を除き、無理に向きを変えないほうが安心です。

立ったまま不安定に抱く

立った状態で猫の体を十分に支えずに抱くと、歩くたびに揺れたり、足元から高い位置になったりするため、落下への恐怖を感じさせることがあります。

抱っこに慣れていない猫の場合は、まず椅子や床に座り、体を安定させた状態で短時間だけ抱くとよいでしょう。移動する必要があるときも、猫の胸とお尻を支え、急な動きを避けることが大切です。

嫌がっているのに抱き続ける

体をよじる、後ろ足を突っ張る、耳を伏せる、しっぽを激しく振る、唸るといった反応は、抱っこをやめてほしいというサインです。

そのまま抱き続けると、抱っこへの苦手意識が強くなるだけでなく、猫が必死に逃げようとして爪や歯を使うこともあります。安全に着地できる低い場所へゆっくり下ろし、猫が自分から離れられるようにしましょう。

まとめ

安心しきった猫

猫が落ち着きやすい抱っこの基本は、事前に声をかけ、胸元とお尻をしっかり支えながら、飼い主の体へ軽く密着させて安定させることです。強く抱きしめたり長時間拘束したりせず、猫が嫌がる前に下ろすことで、抱っこへの負担を減らせるでしょう。

一方で、前足だけを持つ、高い位置まで急に持ち上げる、無理に仰向けにする、嫌がっているのに続けるといった抱き方は避ける必要があります。抱っこの好みには個体差があるため、愛猫の表情や耳、しっぽの動きを確認しながら、その子が安心できる距離と時間で触れ合うことが大切です。

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