
フレックスが運営するMoving Innは、北海道十勝の宿泊施設「Moving Inn Tokachi 北の森」の人気客室「HOTORI (ほとり)」をリニューアルし、新しい寝室「巣庵(すあん)」を完成させた。7月より宿泊を開始している。
「巣」を表現したミニマルな寝室


今回のリニューアルコンセプトは「巣」。動物の寝床をイメージした有機的な造形の空間で、身体が本能的に求める休息を追求したミニマルな睡眠体験を提供する。


もともと寝室がなかった「HOTORI」に誕生したのは、“巣に還るように眠る”空間。


リニューアルにより最大6人まで宿泊可能となり、家族旅行や友人同士のグループ旅行でも、それぞれが心地よく眠れる空間へと生まれ変わった。
新寝室「巣庵」のこだわり
Moving Innが大切にするのは、人間が本来的に持っている原始的な感性。新しく誕生した客室は、「眠る」という行為の快適性を徹底して考えた、ミニマルな宿泊空間だ。

形状は、まるで蟻の巣のように地中へ潜り込むような有機的な構造。外の世界から少し距離を置き、身体を包み込むような安心感を生み出す。広さや装飾ではなく、暗さ、静けさ、こもり感、身体の収まり方といった、眠るために必要な要素だけを残し、不要なものを削ぎ落とした。

ここは、長く滞在するための部屋ではなく、ただ深く眠るための場所。自然の中で遊び、風を感じ、火を囲んで語らったあと、最後に還っていく小さな巣として設計された。

Moving Innが提案するのは、豪華さではなく、身体が本能的に求める休息だ。便利さの先にある快適さではなく、私たちの深いところにある感性を呼び覚ますための時間を提供する。眠ることそのものを、旅の体験として捉え直すための客室だ。
