正しい伝え方
では問題行動をなくすためには、猫にどう伝えればよいのでしょうか。ポイントは「叱る」より「環境を整える」ことです。
家具で爪とぎをしてしまうなら爪とぎ器を増やす、ガスコンロに乗ってしまうならキッチンに侵入できない工夫をするなど、問題行動が起きにくい環境を作ることが基本になります。
そのうえで危険な行動をした瞬間に、短く低い声で「ダメ」という、手をたたくなど軽い音で注意を向ける、おもちゃや別の行動へ誘導するといった方法を取ってみましょう。
排泄をトイレでできた、爪とぎ器で爪とぎができたといった、望ましい行動をしたときにはおやつやお気に入りのおもちゃを活用して、しっかりと褒めてあげましょう。
罰を与えるよりも成功体験を積み重ねていくことで、猫は安心してのびのびと暮らせるようになり、飼い主との信頼関係も深まっていくでしょう。
まとめ
猫との暮らしは、「しつけをする」ということよりも「理解し合う」ことの積み重ねです。大声や体罰で従わせようとしても、猫の心には恐怖やトラウマだけが残ってしまいます。
猫は人間とは異なる学習の仕方をする動物です。困った行動の裏にある猫の気持ちに目を向けて、自然と問題行動が減っていくように環境を整えてあげましょう。
優しく寄り添いながら接することで愛猫との信頼関係は深まっていき、お互いが心地よく過ごせるようになるはずですよ。

