【京都府精華町】暑い夏の夜もひんやり!妖怪づくしのイベント「けいはんな記念公園 妖怪園」開催


京都で生まれ育ったライター・紫原が地域の気になる情報をピックアップ。今回は、京都府相楽郡精華町のけいはんな記念公園で8月22日(土)・23日(日)に開催される「けいはんな記念公園 妖怪園」を紹介する。

地域の自然と文化を体感できる公園

けいはんな記念公園は、日本の里の風景をテーマに、文化と自然を大切にしている公園。園内には水と緑のあふれるエリアが広がり、棚田を模した芝生広場や谷間の静かな里山を表現した谷あいなどでは無料で遊ぶことができる。

一方で、日本庭園の水景園と里山林である芽ぶきの森は有料区域となっている。とりわけ水景園は、けいはんな学研都市の文化の拠点として作られた市民のための庭園。水上にかかる観月橋やダイナミックな巨石群、各所に流れる滝などを自由に回遊しながら、四季折々の光景をさまざまな視点で楽しめる。

さらにその中心にある交流施設の観月楼には、多彩なアートを展示するギャラリー月の庭や、南山城地域の伝統工芸を紹介する相楽木綿伝承館があり、庭園の散策と併せて立ち寄るのもおすすめのルートだ。

妖怪たちが水景園にやってくる!?


「けいはんな記念公園 妖怪園」は、水景園を舞台に妖怪づくしの夜を過ごせるイベント。妖怪への興味を深めながら、ひと夏の思い出を作るのにぴったりの企画を用意している。


19:30〜20:30には屋内にて「怪談の会」を開催する。座席はなく、カーペットの床に直接座って怪談を聞くスタイル。途中でも入場・退場可能なので、気軽に参加できるのがうれしい。

語り部は日替わりとなっており、8月22日(土)は講談師の旭堂南龍(きょくどう なんりゅう)さんが登場する。

旭堂南左衛門に弟子入りし、2018年に上方講談界で27年ぶりの真打昇進を果たすと同時に上方の名跡「南龍」を襲名した。これまでに大阪市「咲くやこの花賞」大衆芸能部門[講談]や第76回「文化庁芸術祭」新人賞、大阪府八尾市「文化新人賞」を受賞。磨き抜かれた語りの技で、会の参加者を江戸の怪異へ引き摺り込む。


翌23日(日)は、妖怪文化研究家・妖怪造形家・妖怪企画プロデューサーと妖怪に関して多彩な肩書を持つ河野隼也さんが語り部に。

妖怪をテーマに地域活性化を目指す妖怪藝術団体「百妖箱」の代表として、仮装行列「一条百鬼夜行」や「モノノケ市」「嵐電妖怪電車」などユニークなイベントを立ち上げてきた。2025年に大きく注目された大阪・関西万博でも大江山酒呑百鬼夜行を企画運営。今回は怪談を通じて、現代に息づく妖怪を照らし出す。

このほか、両日ともに楽しめる企画もお見逃しなく。


18:20〜18:40と19:00〜19:20の2回にわたって行われる「THE YOKAI SESSION」では、妖怪とグリーティングして写真撮影もできる。

また、イベント開催時間中には、園内で妖怪を探してポイントを集める「妖怪ラリー」を実施。全ての妖怪を見つけると、各日先着200人でプレゼントがもらえる。


冷たいフードやちょっとしたスナックの提供もあり。かき氷やアイスクリームなどを食べれば、より一層ひんやり涼しさを感じられそう。

さらに受付では、各日先着100組に提灯を貸し出す。まるで人魂のようにゆらゆら揺れる灯りを持ち、肝試し気分で園内を探検しよう。

そして、不思議な色に燃えるきつね火を見つけたら「妖怪御札」を燃やしてみて。妖怪を追い払えるのか、はたまた呼び寄せてしまうのか、答えは自分で試してからのお楽しみ。

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