絶対ダメ!犬に『悪い人』だと思われる行動

暴力を振るう
言わずもがなですが、犬に暴力を振るう人は『悪い人』と思われても致し方ありません。たとえしつけという大義名分を振りかざしたとしても、暴力は正当化できるものではないのです。暴力を振るわれた犬はトラウマを抱えてしまい、その人を『悪い人』と認識するにとどまらず、人間そのものを『悪い生き物』と判断してしまうことすらあります。
からかいすぎる
素直で無邪気な愛犬の反応を見ていると、ついついイタズラ心が湧いてしまうという飼い主さんもいるかもしれません。おやつやごはんを前に不必要に長い『オアズケ』をさせて愛犬がよだれを垂らしているのを笑ったり、トッテコイ遊びの途中でおもちゃを投げたふりをして消えたおもちゃを探させるのを何度も繰り返したり、少しからかう程度であれば大きな問題にはなりませんが、あまりに常習化すると愛犬からの信頼を失ってしまいます。最終的には「この人は意地悪な人」と思われてしまう恐れもあります。
対応が一貫しない
愛犬がイタズラをしたとき、自分の機嫌が良いときには笑って許し、虫の居所が悪いときには厳しく叱るなど、一貫しない対応をしていないでしょうか。犬は飼い主さんの反応を見て、人間社会で生きていくうえでの善悪のルールを学んでいきます。同じことをしてもその時々で対応が異なると、犬はその行動が良いことなのか悪いことなのか判断できず混乱してしまいます。ひいては「この人の言うことを聞いても意味がない」「この人は信頼できない人だ」と軽蔑されてしまうことにもつながります。
飼い主さんへの態度が悪い
近年、京都大学の研究室で興味深い実験が行われました。犬の目の前で飼い主さんが困っているとき、一方の人は飼い主さんに援助の手を差し伸べ、一方の人は飼い主さんに協力しない態度をとりました。その後、それぞれの人が犬に向かっておやつを差し出したところ、犬は飼い主さんに協力しなかった人からはおやつをもらおうとしなかったそうです。つまり犬は飼い主さんへの態度が悪い人を『悪い人』と判断して避けようとすることがわかったのです。
あなたは大丈夫?犬に軽蔑されているサイン

では、犬は悪い人と判断した人に対してどんな行動をとるのでしょうか。
威嚇する
最もわかりやすい嫌悪のサインは威嚇です。背を低くして歯を剥き、ウーッと低い唸り声を上げるのは「それ以上近づいたら攻撃するぞ」という犬からの最後通牒。むやみに近づくと咬傷事故に発展する可能性もあるので要注意です。
近づくと逃げる
撫でようとすると顔を逸らす、近づこうと間合いに入るとどこかに逃げていくなど、あからさまに同じ空間にいることを避けられてしまうのは、犬に嫌われているサインです。無理に追い回すと関係性をさらに悪化させる恐れがあるので、いったん身を引きましょう。
呼んでも無視する
名前を呼んでも反応しない、指示を出しても従わないなど、声かけを無視されていると感じるのは軽蔑されているからかもしれません。人間だって嫌いな人や軽蔑している人からの指示には従いたくありませんよね。犬も同じです。
ストレスサインを出す
嫌いな人と同じ空間や近くにいるのは犬にとってストレスです。犬は不安や緊張を感じたとき、自分や相手を落ち着かせるためにとる『カーミングシグナル』と呼ばれる特有のストレスサインがあります。以下がその代表例です。
前足をしつこく舐める 首の辺りを掻く あくびをする お腹を見せる 自分のしっぽを追いかける
