ちいかわ 「ひとりごつ」の意味…知ってた?「ナガノ氏の造語かと」「ハチワレの間違いじゃなかったんだ」

ちいかわ 「ひとりごつ」の意味…知ってた?「ナガノ氏の造語かと」「ハチワレの間違いじゃなかったんだ」

公開20日間で興行収入80億円を突破した『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』をはじめ、連日大きな盛り上がりを見せている人気作品「ちいかわ」。アニメや漫画の話題が絶えないなか、SNSでは、作中の人気キャラクター・ハチワレが歌の中で口ずさむ「ひとりごつ」という言葉が再び注目を集めている。

原作漫画やアニメでハチワレがギターを弾きながら歌い、アニメのエンディングテーマにもなった「ひとりごつ」。今回話題のきっかけとなったのは、あるXユーザーの投稿だ。夫や職場の同僚が「ひとりごつ」という言葉を知らず、これを「ちいかわ」独自の造語だと思っている人もいたという実体験をポストしたところ、瞬く間に拡散。4万件以上の「いいね」を集める大反響となった。

「ひとりごつ」とは、「独り言を言う」という意味の動詞だ。『枕草子』などの古典作品にも見られる歴史ある表現で、現代の国語辞典にも「『ひとりごと』の動詞化」といった説明とともに掲載されている。また、「ひとりごちる」という形で小説などの文章表現に用いられることもある。

しかし、「ちいかわ」に登場するハチワレといえば、「チャルメラ」を「チャリメラ」と覚えてしまうなど、愛らしい言い間違いや勘違いも特徴のキャラクター。そのため、「『ひとりごつ』も『ひとりごと』の言い間違いだろう」と微笑ましく受け止めていたファンが少なくなかったようだ。

「知らなかった」「勘違いだと思った」驚きの声が続出

「ひとりごつ」についてのポストが広まると、X上では「知らなかった」「作品のオリジナル表現だと思っていた」と驚く声や、自身の勘違いを告白する投稿が相次いだ。

「ハチワレくんは『チャルメラ』を『チャリメラ』って言うくらい一文字ちょっと間違えちゃう子だから『ひとりごと』を間違えて言ってるのかと思ってた」

「ハチワレ、言い間違いとか勘違いが多いから『ひとりごと』を言い間違えてるのかと思ってた。『ひとりごつ』って、『ある』言葉なんだ」

「ひとりごつってナガノ氏の造語ちゃうんや」

一方で、「普通に知っていた」という層からは、学校の授業や過去のテレビ番組など、この言葉に出会った意外なルートを語る投稿も見られた。

「受験期に古文の単語帳に載ってたの覚えてるけどそれがなければ知らなかったかも」

「おっさん世代だと松本人志の『一人ごっつ』視聴者ならそれをきっかけに気づく可能性があります」

さらに話題は波及し、正しい表現を使ったにもかかわらず、周囲から「誤字だ」と勘違いされて指摘された苦い体験や、知らない人が多い日本語について語る投稿も相次いだ。

「10年くらい前、『ひとりごちる』を使ったらすっごい上から目線で『独り言を言う、の誤字だ』と指摘コメントきた。古語のひとりごつが変則したものでそれの誤用とされたことは一時期あったかもしれないけど……ってな説明がめんどくさかったので『辞書ひけ』とだけ返した」

「痩せぎすを痩せすぎの誤字だと思って指摘する人もいれば許すまじをマジで許すって意味だと思う人もいるから不思議ではない」

「『しかつめらしい』とか『やせぎす』も指摘されがち…逆になんで知らないのだ…」

子供から大人まで幅広い世代を引きつけてやまない「ちいかわ」。その人気の理由が、可愛い見た目とシビアな世界観のギャップだけでなく、原作者・ナガノ氏の絶妙なワードセンスにもあることは間違いなさそうだ。

配信元: iza!

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