高齢化で支出が拡大傾向に 「愛する猫のための市場」が急成長 香港

高齢化で支出が拡大傾向に 「愛する猫のための市場」が急成長 香港

飼い猫の長寿化で、支出額が拡大

猫をかわいがるアジア人夫婦

画像はイメージです

香港の人々は、猫好きです。

ある調査によれば、飼い主は愛猫に月平均で2062香港ドル(約42900円)を費やしているといいます。しかも飼い猫たちはどんどん長寿化しており、人々は愛猫へのより手厚いケアを求めるようになりました。高齢猫が「シルバーペット市場」を急速に拡大させているのです。

このたび「香港キャットエキスポ」を主催したThe Exhibition Groupは、「飼い主の猫のための支出は月平均で前年より2.8%も増加した」と発表しています。これは2026年6月に実施した調査に基づくもので、約2500人の猫の飼い主が回答したものです。

それによると、85%の飼い主が「過去1年間で猫のための支出が増加した」と答えています。その増加の理由として「物価高など経済の要因」「病気やケガによる医療費」「猫の高齢化」が挙げられています。

高齢猫の増加が需要をけん引

猫を抱くアジア人女性

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4歳から7歳までの猫の割合は、2年前の20.8%から28.2%へと大幅に増えました。なお、猫の平均寿命は15年程度と考えられています。

「今後3年から5年で、この中年層の猫たちが高齢期を迎えます。このため香港で猫の医療や療養食、精密医療製品などの需要が急激に増加していくことでしょう」というのは、同団体のゼネラルマネージャーShirley Chu Shuet-lingさんです。

「飼い主の行動は、単に猫に餌を与える支出から、愛する猫の長寿をめざし生活の質を高めるための支出へと変化してきています」とShirleyさん。

同団体では、香港における飼い猫への2026年の支出総額は月に5億香港ドル(約104億円)を超え、年間69億2000万香港ドル(約1450億円)に達すると予想しています。内訳をみると、餌や猫砂といった生活必需品が依然として支出の上位2項目を占める一方で、医療・健康関連も総支出の14.4%に上っています。

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