さまざまな方法で飼い主さんに甘える猫ですが、なかには、猫同士で使うコミュニケーションサインでアピールする猫もいます。今回は、「サインで親しみを伝えるタイプ」の猫の甘え方について取り上げ、それぞれのサインに対するベストな応え方を、愛玩動物看護師の小野寺温先生に教えていただきました。
サインで親しみを伝えるタイプの猫の甘え方1:しっぽを立てる
引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
呼びかけたときなどに、猫がしっぽを立てて反応することがあります。これは、もともと子猫が母猫に対して「ココだよ」とアピールするサイン。成猫同士でも、顔見知りに「やあ!」「敵じゃないよ」と示す意味があります。
飼い主さんにも、「ココだよ」と甘える気持ちや、軽いあいさつのつもりで見せているのでしょう。
応え方:余裕があれば遊びに誘って
軽いあいさつ的なものなので、飼い主さんからも声をかけて、時間があれば遊んであげるなど、コミュニケーションのきっかけにするといいでしょう。
余裕がないときは、ひと声かけて用事を優先しても大丈夫。猫は「ああ、行っちゃった。まあいいか」という程度に受け止めるはずです。

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫にとっておなかは急所の部分。近くに来てドタッと倒れるようにおなかを見せてくれるなら、それは信頼の証しといえます。
また、これは子猫同士が「遊ぼう!」と誘い合うときにするポーズなので、飼い主さんに対して「遊んで!」「かまって!」という気持ちでアピールしているのでしょう。
応え方:おなかをなでるのは控えて、顔まわりなどをなでて
おなかを見せるのはかまってほしいというアピールなので、応えられる状況なら応えてあげましょう。
ただし、この姿勢だからといって、必ずしも「おなかをなでて」という意味ではありません。おなかをなでられるのを嫌がる猫も少なくないので、おなかを触るのは控えて、顔まわりや背中などをなでてあげてください。

引用元:ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫同士が対面したときに、目を細めたり、ゆっくりまばたきをしたりするのは、「こんにちは!」「敵意はないよ」と友好的な気持ちをあらわすサインです。
飼い主さんと目が合ったときに猫がこの行動をするのも、「私たちは仲よしだよね」「心を許し合っているよね」という親しみを確認し合っているつもりなのでしょう。
