友人の知恵
そんな私の様子を見ていた友人が声をかけてくれました。
「タオルとゴム持ってきた? ちょっと貸して」
言われるがままに友人に差し出すと、タオルを丸めてゴムで留めてくれました。
「これ、腰に当ててみたら?」
半信半疑のまま腰とシートの間に挟んでみると、驚くほど座り心地が変わったのです。
腰への負担が軽くなり、それまで感じていた痛みもかなり楽になりました。
友人によると、これは遠征や長距離移動の際によく使う工夫なのだそうです。
私は寒さ対策のためだと思い込んでいましたが、実際は快適に移動するための知恵だったのでした。
体験者の声
その日以来、長距離移動をする時はタオルとゴムを持ち歩くようになりました。
少しの工夫が移動中の負担を大きく減らしてくれることを実感したのです。
移動というと、どうしても目的地へ無事に着くことばかりに意識が向きがちです。
しかし、その時間を少しでも快適に過ごすための準備も同じくらい大切なのかもしれません。
今でも遠出の準備をするたびに、あの日のアドバイスを思い出しています。
【体験者:50代・筆者、回答時期:2026年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

