自分たちらしいインテリアにしたいけれど、なるべくお金はかけたくない――。そんな思いを形にした“60代夫婦の住まい”を紹介するルームツアー動画が、YouTubeで4万回以上再生されるなど注目を集めています(記事執筆時点)。
“細かなこだわり”を詰め込んだ60代夫婦の住まい
動画を投稿したのは、グラフィックデザイナーとして活動する60代夫婦の「komogomo」さん。YouTubeチャンネル(@komogomo_home)では、郊外に建つ築45年の住まいをフルリノベーションした経験をもとに、自宅リノベのノウハウや暮らしの工夫、経年変化を楽しむ日常の様子などを発信しています。
今回取り上げるのは、komogomoさんの住まいに散りばめられた“細かなこだわり”を巡るルームツアー動画です。レトロなインテリアをはじめ、収納やキッチンづくりの工夫など、心地よく暮らすためのアイデアがたっぷり詰まっています。
「見慣れたものは置かない」でかなえた、唯一無二の空間
家づくりにあたり、komogomoさんが軸にしたのは、「ドラマのセットにあるような、見慣れたものは置かないこと」と「なるべくお金を掛けないこと」。さらに、「思うものが見つからなければ自分で作る」というスタイルを取り入れた結果、自然とレトロやヴィンテージの雰囲気が漂う住まいになったのだそうです。
例えば、リビングのエアコン。当初は壁側に設置する予定だったものの、「世界観が崩れる」という夫のこだわりから設置場所を変更することに。天井に埋め込むハウジングエアコンを採用し、空間の雰囲気を優先したのだそうです。
シンク周りにもオリジナリティーあふれる工夫が満載。目立つ銀メッキの水道管はアクリル絵の具で着色し、インテリアになじむ落ち着いた色合いに仕上げています。
タイル張りのシンクは、ネットで見つけたタイル職人に直接依頼して製作。シンクを支える台は夫婦がデザインし、大工に作ってもらった一点ものです。
さらに、「真鍮のタオル掛けが欲しい」と思い立つと、市販品を探すのではなく真鍮の棒を購入し、ペンチで加工。「世の中にないものを作る」という発想が、住まいの細部にまで息づいています。

