
大阪府堺市の「FELLOW ALL-PRODUCTS」(以下「FAP」)は、和歌山県岩出市と和歌山県和歌山市の「J:COMマーケティング 和歌山オフィス」と連携し、岩出市観光案内所を拠点として、8月1日(土)より市民参加型の年間プログラムをスタートさせた。
観光案内所を案内する場所から「まちを育てる場所」へ
同プログラムは、観光案内所を単なる観光情報の発信拠点ではなく、市民が集い、学び、挑戦する「まちづくりの拠点」と位置付ける新たな取り組み。年間を通じてワークショップやマルシェ、地域体験プログラムなどを展開し、市民が地域の魅力を発見し、自ら企画・実践することで、持続可能なまちづくりを目指す。
なお同事業は、岩出市より「J:COMマーケティング」が受託し、「FAP」がワークショップおよびマルシェの企画・運営を担当している。
人口減少や少子高齢化が進む中、全国の自治体では、地域の魅力を活かした持続可能なまちづくりや、地域を担う人材の育成が重要なテーマとなっている。岩出市でも、市民一人ひとりが地域と関わり、自ら地域の魅力を発信し、新たな活動を生み出す仕組みづくりが求められている。
今回スタートした年間プログラムでは、観光案内所を地域の情報を届ける場所にとどめず、市民や地域事業者、来訪者が出会い、学び、挑戦する「まちづくりの拠点」として活用。目指すのは一過性のイベントではなく、市民が主体となって地域を育てていく、「自走するまちづくり」の実現だという。
イベントへの参加を地域での新たな挑戦に

同プログラムは、2027年3月までワークショップ4回、マルシェ2回、体験型プログラム4回を実施し、市民が地域の魅力を知り、新たな活動へ挑戦するきっかけづくりを目指す。なお、計画は予定のため変動の可能性がある。
ワークショップでは、地域の魅力や課題を知り、自分自身の「やってみたい」を見つける機会を提供。その学びをもとに、参加者が企画や出店、運営などに挑戦するマルシェを開催し、学びを実践へとつなげていく。

アイデア創出交流会「岩出の魅力を語ろう」の様子
年間プログラムの第1回として、8月1日(土)に市民参加型のアイデア創出交流会「岩出の魅力を語ろう」を開催した。
当日は、参加者がグループごとに”旅行会社”となり、「ずっと残したいお店」「マルシェを開くならどんなお店?」「好きな食べ物やおみやげ」など、それぞれが感じる岩出市の魅力を持ち寄り、対話を重ねながら「1泊2日の岩出旅行プラン」を企画・発表。
地域資源を組み合わせながら、「誰に、どのように岩出市の魅力を届けるか」という視点でアイデアを磨き、多様な視点から地域の魅力を再発見するとともに、参加者同士の新たな交流や気づきが生まれる機会となった。
