「ナトリウムの多い食品」についてよくある質問

ここまでナトリウムの多い食品などを紹介しました。ここでは「ナトリウムの多い食品」についてよくある質問に、メディカルドック監修管理栄養士がお答えします。
ナトリウムの多い食品や体への影響を教えてください
中岡 紀恵(管理栄養士)
加工食品やパン、麺類などに多く含まれ、過剰摂取が続くと血管や腎臓への負担、胃粘膜への刺激などさまざまな健康リスクを高める可能性があります。
ナトリウムは主に「食塩」として多くの食品に含まれています。特に加工食品(ハム、ソーセージ、かまぼこなどの練り製品)や主食であるパン、うどんなどには保存性を高める目的で食塩が多く使われる傾向があります。塩辛さを感じにくい食品でも、加工段階で「隠れたナトリウム(食塩)」が含まれている場合があるため、注意が必要です。食塩を過剰に摂取し続けると、血管へのダメージや腎臓への負担、さらには胃粘膜への刺激など、さまざまな健康リスクを高める可能性があることが報告されています。
食塩とナトリウムに違いはありますか?
中岡 紀恵(管理栄養士)
食塩は塩化ナトリウム(NaCl)のことで、ナトリウムはミネラルの名称です。食塩相当量はナトリウムの量に2.54を掛けて算出します。
食塩とはナトリウムイオンと塩素イオンが結合した塩化ナトリウム(NaCl)のことで、ナトリウム(Na)はミネラルの名称です。ナトリウムは食塩のかたちで体内に摂取されることがほとんどです。食品成分表では「ナトリウム」を「食塩相当量」に換算して掲載されています。食塩相当量はナトリウムの量に2.54を掛けて算出します。
編集部まとめ
ナトリウムというと「血圧を上げる良くないもの」というイメージを持たれがちですが、私たちの毎日を支える、身体には不可欠なミネラルです。日本人の食事摂取基準(2025年版)には健康を守るための適正な量が示されています。「減塩=我慢すること」ではなく、素材の味や豊かな香りをじっくり味わうための工夫と考えて、バランスの良い食事を基に、「美味しい減塩」を目指すのも良いですね。

