
山口県内で雑貨店NOICHI(ノイチ)を展開する溝上企画が、山口を象徴する「ふくだるま」をデザインしたハンカチを圧縮し、直径約6cmのコイン型に仕上げた商品「ふくギュッと」を開発。8月より販売を開始した。
「ふくギュッと」とは

「ふくギュッと」は、20cm×20cmのハンカチを直径約6cm、厚み約0.5cmのコイン型に圧縮した商品。持ち帰るときはコンパクトだが、水に浸けることで圧縮されていたハンカチが広がる。
荷物のスペースを取らないため、複数の人へお土産を用意したい人や、海外から山口県を訪れる旅行者にも持ち帰りやすい山口土産として企画したという。
「ふくギュッと」に使用したのは、山口県の観光キャッチフレーズ「おいでませ ふくの国、山口」のシンボルマークである「ふくだるま」。山口県では河豚を「ふく」と呼ぶ文化があり、「ふくだるま」は山口をイメージしやすい存在として、さまざまな土産品にも使用されている。
今回は基本の4色に加え、2026年10月〜12月に開催される「山口デスティネーションキャンペーン」に合わせた特別仕様の「金色ふくだるま」を加え、全5色・各720円(税別)で展開した。

5色のハンカチに山口県にまつわる景勝地や名産などをデザインしているのも特徴。
ふくだるま《紺》は「ふく(河豚)」と「青海波」(幸が重なり、広がっていく)、

《水色》は「角島」と「流水」(自然体であるがままに)、

《緑》は「ちょるる(秋吉台)」と「唐草」(富と共に発展し続ける)、

《赤》は「梅の花(防府天満宮)」と「矢絣」(心と目標を射抜く)、

《金》は「白蛇(岩国)」と「七宝」(縁(円)がつながり、繁栄する)という組み合わせだ。

パッケージ背面にはそれぞれのモチーフや場所についての説明を記載し、日本の伝統文化を感じられるデザインに加え、海外の人にも興味を持ってもらえるよう英語表記も取り入れている。
開発の背景

溝上企画が運営する雑貨店NOICHIは「驚きと癒し」をコンセプトに、「手にとった瞬間に驚く」ような商品を数々展開してきた。その代表がTシャツをステーキのような形に圧縮した「肉Tシャツ」で、多くの人に驚きと笑顔を生んできたという。
この商品を通じて培った経験と、生地の圧縮技術を持つメーカーとのコラボレーションから「山口土産にも驚きを」と考え「ふくギュッと」を誕生させた。
山口県のお土産には食品が数多くある一方、食品は賞味期限とともに消費されてしまう。そこで「山口への旅の記憶として残り、国内だけでなく海外からのお客様にも喜んでいただける土産」を考えたという。
使えるハンカチとして旅の後も残り続けること、そして商品を手にしたときの「驚き」や「山口を思い出すきっかけ」も残ること——「ふくギュッと」はそんな“旅の記憶として残る山口土産”を目指して開発した。
