放射線治療についてよくある質問
ここまで放射線治療の効果を紹介しました。ここでは放射線治療についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
付き添いの方も放射線を浴びてしまいませんか?
佐上 徹 医師
放射線治療を受ける際、付き添いの方が放射線を浴びてしまうことを心配される方が多いようです。しかし、放射線治療は精密な技術で行われ、治療を受ける患者さんに対してのみ放射線が照射されるように設計されています。治療室内には防護設備が整っており、付き添いの方が治療中に放射線を浴びることはありません。
また、外来で行われる放射線治療でも、患者さんが治療後に周囲に放射線の影響を及ぼすことはありませんので、問題なく治療を受けていただけます。
放射線治療で副作用が出たらどれくらいで治りますか?
佐上 徹 医師
放射線治療の副作用が出た場合、その回復期間は副作用の種類や個人差によって異なります。急性の副作用は治療開始から数週間以内に現れ、治療終了後1〜2ヵ月で徐々に改善できることが多い傾向にあります。
しかし、倦怠感や皮膚の炎症など、持続する副作用もあります。一方で、晩期副作用と呼ばれるものは治療後数ヵ月から数年後に現れることがあり、回復には時間がかかることがあります。
まとめ
ここまで放射線治療についてお伝えしてきました。要点をまとめると以下のとおりです。
⚫︎まとめ
・放射線治療は、がん細胞を死滅に導くために高エネルギーの放射線を利用する治療法である
・放射線治療の種類には、高精度放射線治療や小線源治療、粒子線治療がある
・効果が現れるまでには数週間から数ヵ月かかることがあり、がんの種類や治療計画によって異なる

