筆者友人E子の話。何度も破れるゴミ袋。ある朝の立ち話が、長年の悩みをあっさり解決しました。
また、やってしまった
「あっ!」
可燃ゴミを集積所に置いた瞬間、ビリッという嫌な音。
案の定、袋の底が裂け、ゴミが地面に散らばりました。
ゴミ出しのたび、なぜか同じ場所から袋が破れる。
原因は分かっていました。生ゴミの水分の重さと、箱型のごみの角。
分かっていても、同じことの繰り返し……
慌ててしゃがみ込み、素手で拾い集める朝。
通り過ぎる近所の人の視線が痛くて、いつも逃げるようにその場を後にしていました。
先輩ママのひと言
その日も惨劇の後片付けをしていると、後ろから声がかかりました。
「あら、また破れちゃった?」
同じ集積所を使う先輩ママ。
気まずさ半分、諦め半分で、E子は思わず愚痴をこぼします。
「そうなんです……もう何回目か分からなくて」
「それなら、新聞紙を袋の底に一枚敷くといいよ。水分も吸ってくれるし、尖ったものも刺さりにくくなるから」
拍子抜けするほどシンプルな答えでした。

