「アイスコーヒー」で”血糖値”がどうなるかご存じですか?注意点も医師が解説!

「アイスコーヒー」で”血糖値”がどうなるかご存じですか?注意点も医師が解説!

「血糖値」の異常で気をつけたい病気・疾患

「血糖値」の異常で気をつけたい病気・疾患

ここではメディカルドック監修医が、「血糖値」に関する症状が特徴の病気を紹介します。どのような症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。

糖尿病

糖尿病は、インスリンの分泌不足や作用低下により、慢性的に高血糖が続く病気です。2型糖尿病では、体質、加齢、肥満、運動不足、食生活、睡眠不足などが複合的に関係します。のどの渇き、多尿、体重減少、強い疲労感がある場合や、健診で血糖値・HbA1cの異常を指摘された場合は、糖尿病内科や内分泌内科、一般内科を受診しましょう。

食後高血糖・血糖値スパイク

食後高血糖は、食後の血糖値が高くなりやすい状態です。健診の空腹時血糖値だけでは分かりにくいこともあります。食後の強い眠気だけで血糖値スパイクと断定はできませんが、眠気、だるさ、口渇、多尿、体重減少などが続く場合は検査が必要です。糖質の多い飲食物を単独で多く摂る習慣がある方は、食事内容の見直しも重要です。

動脈硬化

高血糖、高血圧、脂質異常症、喫煙などが重なると、動脈硬化が進みやすくなります。動脈硬化は自覚症状が乏しいまま進行し、心筋梗塞や脳梗塞の原因となります。胸の痛み、息切れ、片側の手足のしびれ、ろれつが回らないなどの症状がある場合は、救急受診を含めて早急な対応が必要です。

「アイスコーヒーと血糖値」についてよくある質問

「アイスコーヒーと血糖値」についてよくある質問

ここまでアイスコーヒーと血糖値について紹介しました。ここでは「アイスコーヒーと血糖値」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

コーヒーを飲むことで血糖値にどのような影響がありますか?

四方 雅人(医師)

無糖のブラックコーヒーは糖質が少ないため、それ自体で血糖値を大きく上げにくい飲み物です。ただし、カフェインにより一時的に血糖値が変動する方がいます。また、砂糖やガムシロップ、加糖ミルクを入れると糖質が増え、血糖値が上がりやすくなります。

血糖値対策としてコーヒーを飲む場合、食事の前と後のどちらがおすすめですか?

四方 雅人(医師)

万人に共通する「最適なタイミング」は明確ではありません。食前に飲むと間食や甘い飲み物を減らす助けになる方がいる一方、カフェインで食後血糖が上がりやすい方もいます。糖尿病治療中の方や胃腸症状が出る方は、食事中または食後、あるいはデカフェを試すとよいでしょう。

血糖値の上昇を抑えるには、食事の何分前にコーヒーを飲むのがベストですか?

四方 雅人(医師)

「30分前なら必ず血糖値が下がる」といえるほどの十分な根拠はありません。コーヒーを血糖対策に使う場合も、無糖で適量にし、食事全体の糖質量や食べ方を整えることを優先しましょう。自己血糖測定やCGMを使っている方は、自分の血糖反応を確認するのが最も実用的です。

コーヒーの温度によって血糖値への効果は変わるのでしょうか?

四方 雅人(医師)

温度そのものより、砂糖の有無、ミルクの量、カフェイン量、飲む量が重要です。無糖ブラックなら、アイスでもホットでも糖質量は少ない飲み物です。ただし、アイスは飲みやすく量が増えやすいこと、ガムシロップを入れやすいことに注意しましょう。

糖尿病でもアイスコーヒーを飲んでよいですか?

四方 雅人(医師)

多くの場合、無糖のアイスコーヒーを適量飲むことは可能です。ただし、血糖コントロールが不安定な方、不眠・動悸・胃痛がある方、妊娠中・授乳中の方、腎臓病や心疾患で飲水量やカフェイン制限が必要な方は、主治医に確認してください。

配信元: Medical DOC

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