カイ・フランク展

入り口すぐの展示。見事な積み上げですね。
私(しばちゃん)のお家には食器棚がないので、「綺麗に重ねられたらスペースを取らずに便利なのに・・・」と思いながら眺めていました。

時代背景の影響を受けながら、シンプルさと機能性、美しさを兼ね備えた作品を作るカイ・フランク。
彼はどのようことを考えてつくっていたのか、作品を見ながら発見していきたいと思います!
プリント生地

戦後の物不足により、布や衣類は擦り切れるまで使われていたそうです。展示されているものは複製です。
そんな深刻な状況下で、ふと笑みがこぼれるようなカイ・フランクの明るいデザイン。

「眠りの妖精」というタイトルの通り、目を閉じた妖精、人や鳥などが描かれています。
~しばちゃん解釈~
「絵柄の中で“太陽”だけは目を開けている。」
地球のどこかで太陽はいつも起きていて、地上を照らし続けているという希望の光の意味を込めているのではないかと考えます。

パッと見た感じでは全部同じ柄のように思えますが、じっくり見てみると2パターンに分かれています。
遊び心を感じますね♪
初期のガラス作品

ぷっくりと丸いフォルムが可愛らしく、あえて気泡を入れることでおしゃれさを感じますね。
しかし使い勝手を考えた時に、もっとたくさん量が入るコップのほうがいいかな、とふと思ってしまいます。
日本の影響

カイ・フランクは日本に関心があったようで、3回に渡って窯元や工房など日本全国各地を訪れました。
日本人の私でも彼の作品に、どこか親しみやすさを感じるのは、日本での経験が生かされているからなのでしょうか。
カラーグラス

重ねやすくたっぷり入るグラスカップです。
持ち手のないグラスは保管スペースを減らす機能があり、また製作のコストを抑えることができる2つのメリットを持ち合わせています。
ショーケースや床に反射する色合いがとても綺麗ですね。

富や権力の象徴のために装飾が多い華美な食器が流行っていたヨーロッパで、新たに誕生したシンプルで機能性のあるデザイン。
じっと見ているとほっとする不思議な魅力があります。
カイ・フランクが目指したもの

展示の最後のカイ・フランクの言葉「私にとって大切なのは、自分自身が欲しいと思えるものかどうかだ」が心に響きました。
この展示を通してシンプルっていいなと思うと同時に、「難しく考えずに肩の力を抜いていいよ」と言われている気持ちになります。
どう見せたいかやどう見られるかよりも、自分が大切にしたいものを大切にしようと思わせてくれた気がします。
おまけに

飛行機利用で萩・石見空港から来館した方は案内所で搭乗券を見せるとオリジナルのフライトタグをもらうことができます!
私もパリ便のフライトの時に使うスーツケースに付けています!

裏面は萩・石見空港の空港コードである「IWJ」のロゴ入り♪
企画展に関わらず通年もらえるので、飛行機利用の方はぜひ合わせてチェックしてみてください。

