甲斐翔真にときめかずにはいられない!
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第99回、吾郎は待ちぼうけになる。直美はきてくれなかった。そこへ偶然、りんがやってくる。自己紹介した吾郎が、りんの席のランプに火をつけてやる。寂しげな彼が、マッチを擦る手元の仕草がこれまた愛おしい。
愛おしいが、決して弱々しいわけではなく、常に凛としている。直美にプロポーズしようと意気込んでやってきたときも、戸口の前に立つ吾郎は軍人らしい毅然とした佇まいで、ハッとさせるくらい上品だった。
あるいは直美と出会ったばかりの場面。第13週第65回、病院内の廊下で直美に歩み寄る吾郎の動作は、今にも踊り出しそうだった。
2026年はロングラン作品『ミス・サイゴン』など、話題のミュージカルに出演する予定の新星スター俳優だけはある。小川吾郎役の特徴的仕草だってもっとミュージカル的に大きな身振りにすることができるのに、そこは映像作品に合わせて慎ましい。
第100回では念願叶って、吾郎は直美と結婚する。吾郎が見せる、満面の笑みが感動的だ。本作第20週、甲斐翔真にときめかずにはいられない!
<文/加賀谷健>
【加賀谷健】
イケメン研究家 / (株)KKミュージック取締役
“イケメン研究家”として大学時代からイケメン俳優に関するコラムを多くの媒体で執筆。アーティストマネジメント、ダイナマイトボートレース等のCM作品やコンサートでのクラシック音楽監修、大手ディベロッパーの映像キャスティング・演出、アジア映画宣伝プロデュースを手掛ける。他に、LDHアーティストのオフィシャルレポート担当や特典映像の聞き手など。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。
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