●「球技は絶対にやめて」は撤去されたが…
URからまず返ってきたのは、拡散している画像が過去のものだという説明だった。
「拝見しましたが、こちらは過去のポスト(画像)であり、当該垂れ幕(看板)は現在では撤去されています」
少なくとも「球技は絶対にやめてください」「人の痛みの分かる人になりましょう」と書かれた看板はもうない。
では、現在は自由にサッカーや野球ができるのだろうか。
URによると、プレイロット(遊び場)は共用部分であり、「皆さまで譲り合いながら、自由に使っていただくもの」だという。ただ、さまざまな年代の住民が利用するため、周囲への配慮も必要になるとして、現在の対応をこう説明した。
「現在は『ボール遊びは止めましょう』『大声をださないで』との掲示をしています」
つまり、強い言葉の看板は姿を消したものの、ボール遊びを控えるよう求める呼びかけそのものがなくなったわけではなかった。
「日本がW杯優勝できない理由」として再び拡散した1枚の画像。看板の言葉は変わっても、団地の遊び場をめぐる「譲り合い」の難しさは、7年前からそれほど変わっていないのかもしれない。

