スイカとビールで「急性脱水」に? 絶対やってはいけない“NGな飲み方”とは【医師解説】

スイカとビールで「急性脱水」に? 絶対やってはいけない“NGな飲み方”とは【医師解説】

救急要請が必要なサインは?

Q.すでにスイカとビールを一緒に取ってしまった場合、どうすればよいですか。体に異変が生じたときの対処法も含めて教えてください。

小倉さん「一緒に取っただけで、症状がないのであれば、特別な治療や『解毒』は必要ありません。ただし、暑い屋外で飲酒している場合には、以下の対応が重要です」

(1)それ以上の飲酒を控える
喉が渇いているときに、追加のビールで水分を補おうとしてはいけません。飲酒をいったんやめ、水やノンアルコール飲料に切り替えます。

(2)涼しい場所に移動する
冷房の効いた室内や、風通しのよい日陰に移動して休みましょう。衣服を緩め、首、脇の下、足の付け根などを冷やしてください。

(3)水分を少しずつ摂取する
症状がなく、通常の食事をしている場合には、水や麦茶などを少しずつ飲みます。大量に汗をかき、めまい、立ちくらみ、頭痛、強いだるさ、筋肉のけいれんなどがある場合には、意識がはっきりしていて自力で飲めることを確認した上で、経口補水液などを利用します。

厚生労働省も、熱中症が疑われる場合は涼しい場所への移動、身体の冷却、水分・経口補水液の補給を推奨しています。心不全や腎臓病などで水分量や塩分量を医師から制限されている人は、自己判断で経口補水液を大量に飲まず、普段の指示に従ってください。

次のような場合は、食べ合わせの問題と自己判断せず、119番通報を検討してください。
・呼び掛けへの反応がおかしい、意識がない
・自力で水を飲めない
・けいれんがある
・まっすぐ歩けない
・体が非常に熱い
・繰り返し嘔吐(おうと)する
・涼しい場所で休み、水分を取っても症状が改善しない

意識がない人や自力で飲めない人に、無理に飲み物を与えてはいけません。厚生労働省は、自力で水が飲めない場合や意識がない場合には、直ちに救急車を呼ぶよう示しています。

配信元: オトナンサー

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