「KOBAN」は世界共通語へ! 『こち亀』でも描かれた改称エピソード
正式名称が「交番」へ変更された背景には、市民への定着度だけでなく、国際的に「KOBAN」という言葉やシステムが認知され始めたことも挙げられます。現在ではローマ字表記の「KOBAN」看板が掲げられ、海外からの旅行者にも分かりやすい案内が行われています。
ちなみに漫画『こち亀』でも、この平成6年の警察法改正による改称をネタにしたエピソードが存在します。扉絵タイトルが一時的に「こちら葛飾区亀有公園前交番」になった際、主人公・両津勘吉が「コミックスの表紙すべて直したらいくらお金がかかるかわかるか!!」と激怒し、二重線を引いて「派出所」と書き直すという印象的な展開が描かれました。
約7年ほどしか使われなかった「交番所」という初期の呼び名が市民の生活に根付き、最終的に法律上の正式名称をも変えてしまった事実は、言葉の持つ力を感じさせます。街中で交番を見かけた際は、こうした歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
(LASISA編集部)

