歌手の大塚愛が24日、朝のバラエティー番組「ラヴィット!」(TBS系)にゲスト出演し、23日に放送された連続ドラマ「日曜劇場『VIVANT』」(同)第15話にサプライズ出演した経緯を明かした。また大塚は「VIVANT」の熱心な視聴者としても知られ、独自の考察も披露して生放送を盛り上げた。
「VIVANT」とは
「半沢直樹」や「下町ロケット」シリーズなど数々のヒットドラマを手がけてきた福澤克雄監督が原作・演出を務めるオリジナル作品。ロシア、モンゴル、中国などと国境を接する架空の国・バルカ共和国と日本を主な舞台に、陸上自衛隊の非公認諜報部隊「別班」、公安警察、国際テロ組織「テント」など複数の組織が絡み合う物語が展開される。
第2シーズンでは、第10話の「裏」で起きていた別班員5人の拉致を乃木が追っている。第15話では、警視庁公安部の刑事・野崎守(阿部寛)の潜入任務が明らかになるなど、物語の核心に迫る新たな情報が提示された。
「どうしても出たい」自ら局側にアピール
大塚は「VIVANT」第15話で、警視庁公安部長・佐野雄太郎(坂東彌十郎)を、主人公・乃木憂助(堺雅人)とともに連行する兵士役として登場。終盤の重要な場面に突然姿を見せ、視聴者を驚かせた。
大塚は、出演の経緯について、「どうしても出たいという熱い思いがかないました。テレビ局の方にも出たいと言って、押していたんです」と説明。作品への強い思いから、自ら局側に出演を希望していたことを明かした。
念願かなって実現した出演だったが、撮影は決して楽なものではなかったという。劇中では乃木とともに車いすを押して歩く場面があり、大塚は「乃木さんの歩くスピードが半端ない!」と回顧。さらに「ピンヒールということもあって、結構ぐにゃぐにゃの中、(車いすを)押していくのがすごい大変だった」と苦労を明かした。
大塚はこの日、今後の展開に対する独自の考察も披露。普段から自作のノートにドラマの考察を書き留めているという大塚は、特に気になっている人物として乃木の恋人の柚木薫(二階堂ふみ)を挙げた。その理由は、第7話で描かれた乃木との朝食シーンで、大塚は、食事をする乃木について「乃木さんとのラブな感じが無理やり感があるというか…」とコメント。さらに、薫が朝食を作る場面で「朝、目玉焼きを焼いているところ、(カメラで)撮ります? そんなことあります?」と疑問を呈した。また、乃木にご飯をよそう際の薫の表情にも「なんか考えてはるんですよ」と注目。バルカから来た少女・ジャミーン(本間さえ)との関係についても、「薫さんがやたらとずっと一緒にいすぎてる」「もうちょっと何かあるんじゃないか」と述べ、薫の行動に何らかの意図が隠されているのではないかとの見方を示した。
さらに大塚が強く主張したのが、ノゴーン・ベキ(役所広司)生存説。第10話では、乃木が父・ベキを“射殺”し、その家に火を放つ展開が描かれた。その生死をめぐっては、放送後もさまざまな考察が飛び交っているが、大塚は「ベキは絶対生きていると思います!」と断言。これにはMCの川島明が「何か真実みたいな顔、やめてください。ただのファンなんですから」とツッコミ。大塚も「私があげた台本、『いす、押す』っていうところだけだったんで。何にも分からない…」と苦笑いした。
大塚は今回、念願かなって「VIVANT」への出演を果たしたものの、渡された台本は「いす、押す」という自身の出演場面だけ。物語の核心は知らされておらず、考察については一視聴者としての見解を明かした。

