「片付けなさい!」と、日に何度も言っていると感じるママは少なくないはず! 「片付けなさい」の言葉は、子どもに通じているでしょうか?
片付けるという言葉には、「物を決まった場所に戻す」という意味が含まれていますが、子どもの持ち物には、一つひとつに戻すべき住所が設定されているでしょうか?


もし、決まっているとしても、それをお子さんが理解しているでしょうか? 何を、どこに、どのように戻すのか。子どもには理解できておらず、ママの独り善がりで終わってしまっているかもしれません。もしかしたら、そもそもお子さんの管理能力を超えたおもちゃを与えてしまっているかもしれません。
家で片付けられない子どもも、幼稚園や保育園では片付けられるというケースがほとんど。この理由を探ってみると、3つの重要なポイントが浮かび上がってきます。
1、子どもが片付けられる量であること
ママが片付けを手伝っても、毎回10分近くかかるのであれば、子どもの管理能力を超えた物量であることが疑われます。
2、片付ける場所が決まっていること
だいたいこの辺り…ではなく、具体的に「赤い箱の中に」、「引き出しの3番目に」など、口頭説明できる住所になっていますか? 片付けなさいではなく、「これを○○に戻しておいで〜」と言われれば、もしかしたらお子さんはすぐに行動できるかもしれませんね。