妊娠6カ月、適切な運動量と方法は?

妊娠6カ月、適切な運動量と方法は?

だんだんとお腹が重たくなってくる妊娠中期は、身体を動かすことが億劫になってしまいがち。とはいえ、出産に備えて体力をつけておくためにも、日々の運動はおろそかにできません。そこで、NTT東日本関東病院産婦人科の主任医長・杉田匡聡先生に、妊娠6カ月のエクササイズのポイントについてお話を伺いました。

妊娠中はオーバーワークに要注意!

杉田先生によれば、妊娠中は自分にとって無理のない軽めのエクササイズがベストとか。

「妊娠中期はどうしても運動不足に陥りがちです。とはいえ、運動しなければ! と頑張ってしまうとかえってストレスを溜めてしまったり、オーバーワークになってしまったりすることも。この時期のエクササイズは、自分にとってストレスにならない程度の軽めのものを心がけることが最大のポイントです。ただ、切迫早産や前置胎盤などで、医師から運動を控えるようにと言われている場合はそれに従ってください」(杉田先生、以下同)

おすすめはウォーキング、ヨガ

では、具体的にはどんな運動が適しているのでしょうか?

「お腹に負担が掛からないという意味では、ウォーキングがいいでしょう。広々とした公園などで散歩すると気分もリフレッシュできます。その際は、水分をこまめに補給するようにしましょう。暑さや寒さが厳しい時期は、デパートやスーパーなどでのウィンドウショッピングもおすすめです。お店のなかをぐるぐる回っていると、あっという間に1~2時間くらい経つので、楽しみながら運動できます。あとは家でテレビを見ながらヨガでストレッチなどもいいでしょう」

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