感染力の強いインフルエンザ。妊婦さんはとくに注意!

感染力の強いインフルエンザ。妊婦さんはとくに注意!

この時期に気をつけたい感染症は?

今年もかぜやインフルエンザの季節がやってきました。ウイルスは冬期に感染力が高まるものです。そのうえ冷たい空気の乾燥によって、のどや鼻の粘膜の機能が低下するため、かぜやインフルエンザに感染しやすくなります。

とくにインフルエンザは感染力が強く、妊娠中にかかると、肺炎などの合併症を引き起こし、症状が重くなりやすいこともわかっていますので、予防対策はしっかり行いましょう。

石けんを使ったこまめな手洗いうがい

おなかの赤ちゃんに影響を与える感染症も!?

妊娠中の感染症予防のためには、石けんを使ったこまめな手洗いとうがいを習慣化することが大切です。できるだけ人ごみを避け、不必要な外出は控えましょう。

また、日頃の体調管理も重要です。栄養バランスのよい食事で、体力の低下を防ぎ、十分な睡眠でウイルスの抵抗力を高めることも予防策のひとつ。妊娠中にウイルスや細菌、寄生虫などに感染すると、妊婦さん自身が体調を崩してつらい思いをするだけでなく、おなかの赤ちゃんにうつってしまうこともあります。ときには何らかの症状が赤ちゃんにあらわれることも……。

妊婦さん自身はもちろん、おなかのなかの赤ちゃんを守るためにも、手洗いうがいは有効なのです。