その激励が子の負担に…毒親チェック

その激励が子の負担に…毒親チェック

「毒親」は、子どもへの激励や応援のつもりでも、実は自分自身の思いを押し付け、子どもを追い詰めてしまっている親を指す。

厄介なのは、愛情が原点となっているだけに、自分自身が毒親かどうかを意外と自覚できないケースが多ということだ。そこで、自分でできる「毒親」のチェック方法について、『子どもに何と言えばいいか、わからない時に読む本(青春出版社)などの著書を持ち、教育カウンセラーで明治大学文学部教授の諸富祥彦先生に教えてもらった。

諸富先生の挙げる「毒親チェックリスト」は、以下の6つだ。

その激励が子の負担に…毒親チェック

1. 子どもと自分は一体だと思う

子どもと自分を切り離して考えることができない。子どもが別人格だと思えない。子どもを自分の所有物のように感じてしまう。

2. イラっとしたら止まらなくなる

子どもに対してだけでなく、普段からイライラ・カリカリしがち。いったんイラッときたら、苛立ちを自分で抑えられなくなる。

お話をお聞きした人

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諸富祥彦先生

明治大学文学部教授

臨床心理士、上級教育カウンセラー、学会認定カウンセラー。『男の子の育てかた』『女の子の育てかた』『一人っ子の育てかた』(WAVE出版)他、著書多数。TV、ラジオ出演多数。