その激励が子の負担に…毒親チェック

その激励が子の負担に…毒親チェック

5. 子どもについつい手をあげてしまう自分が怖い

ダメだとわかっていながらも、イラッとすると、子どもに手をあげてしまうことがある。「しつけ」と自分で思い込もうとする。

6. 子どもが思い通りにならないとイラついてしまう

自分を犠牲にしても、子どものためになんでもしてあげなければいけないと思っている。そのため、子どもが思い通りにならないと、自分を犠牲にしてきた思いがあるからこそ、苛立ちが止まらなくなる。

以上のひとつでも当てはまれば危険だそうだが、どうすれば防げるのか。

「まずは自分が毒親になる可能性を持っているということを自覚すること。それだけでも大きな効果があります」

「子どものため」を言い訳に、自分の育児をすべて正当化せず、ふと振り返ってみることも必要かも。
(田幸和歌子+ノオト)

お話をお聞きした人

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諸富祥彦先生

明治大学文学部教授

臨床心理士、上級教育カウンセラー、学会認定カウンセラー。『男の子の育てかた』『女の子の育てかた』『一人っ子の育てかた』(WAVE出版)他、著書多数。TV、ラジオ出演多数。