「秋の動物園」を3倍楽しむポイント

「秋の動物園」を3倍楽しむポイント

行楽の秋、涼しくなって子どもとおでかけしやすい頃合いになってきた。なかでも、おすすめは秋の動物園。気候が穏やかになったことで動物たちの活動が活発化したり、繁殖期を迎えていつもとは違う行動が見られたり、かわいい動物の赤ちゃんがお披露目されたりする季節でもある。 秋の動物園を楽しむ3つのポイントを紹介しよう。
「秋の動物園」を3倍楽しむポイント

●求愛の秋、いつもと違う姿に興奮

秋は多くの動物が繁殖期を迎える。そこで注目したいのが、発情した動物たちの「求愛行動」。たとえばキリンはオスとメスが首を絡ませることで知られる。他にも、羽をいっぱいに広げてその美しさをメスにアピールするクジャクのオス、喉元の赤い袋を大きく膨らませるアメリカグンカンドリ、オスとメスが「求愛ダンス」を踊るタンチョウなど、ユニークな姿は必見だ。

●夏を乗り越え、動物たちも活動的に

また、ホッキョクグマなど暑さが苦手な動物たちも、秋口にはやや活動的になる。ホッキョクグマやオオカミ、レッサーパンダといった昼間は寝ていることが多い動物も、日が傾く夕暮れ前には元気に動く姿が見られそうだ。ちなみに、この時期にもうひとつ注目なのが「鹿の角」。オス鹿の一年で生え変わることで知られるが、この時期はもっとも立派に成長していて、その雄々しい姿を拝ませてくれる。