健康に悪い? じつはNGな定番朝食

健康に悪い? じつはNGな定番朝食

●砂糖たっぷりのシリアル

ヘルシーなイメージのある朝食用のシリアル。しかし、市販されているもののなかには砂糖をたっぷり含み、朝から糖分を過剰に摂取してしまうものも。ちなみに、女性に人気のグラノーラには、砂糖不使用のものもあります。

●低GI値の食品を選びましょう

血糖値が上がりやすいのは、一般的にパンや白米、麺類、砂糖などの炭水化物。また、肉や卵、乳製品など。しかし、これらはいずれも朝食の定番。これらを避けるとなると、朝食の献立が難しくなります。

ポイントは、同じ炭水化物でも血糖値をおだやかに上昇させる「低GI値」のものを選ぶこと。GI値とは食品が体内で糖に変化し、血糖値が上昇するスピードを計る値で、数値が低いほど健康的といわれています。たとえば、パンでいうとピザ生地のパンやライ麦パンなど、ご飯も玄米や五穀米は低GIです。

また、野菜を先に食べるのも効果的。野菜を摂取することで緩やかに血糖値を上げていき、その後GI値の高い食品を摂るようにするといいでしょう。

というわけで、今回挙げた食品が必ずしもNGというわけではなく、大事なのはその食べ方と量。これらをふまえて、朝から健康的な食卓を目指しましょう。

(文・前田智行)