3)家をゴミ屋敷にしない
ゴミ屋敷のような家はNGだそう。
「生後まもなく連れて来られたのがゴミ屋敷。生まれたときから散らかった家で過ごしてしまうと、当然“散らかっているのが普通”という感覚になってしまいます。つまり、“散らかっていて不愉快”という感情も起こらないので、“片付けよう”という動機がそもそも湧いてきませんよね?
それでは、片づけする子になるはずもありません。環境づくりはその子の人生をも左右しますので大事にしてください」
4)家をモデルルームにしない
逆に、モデルルームのような家もNGだと、立石さんは話します。
「子どもが毎日目にしている環境というは大事ですから、キレイに整理整頓されていることはもちろんよいことです。ただ、あまりに親がキレイ好きだと、汚い状態を我慢できないために、つい大人が自分で全部やってしまうので気を付けてください。モデルルームのような環境を維持するために親だけが必死に片付けているのはよくありません。子どもも家族の一員。共同生活者です。だから片づけさせましょう!」
子どもに片づけさせることは親の忍耐がいること。でも、小さいときに習慣づければ、叱り続ける必要もなくなります。ぜひ、今日からでも、実践してみてください!
(構成・文/横田裕美子)