
●水洗いはNG!
靴にびっしり生えたカビは一見泥や埃のようにも見えます。泥や埃であれば水洗いしたいところですが、カビに対しては絶対にNG! 水洗いをすると、カビの大好きな湿気を与えてしまうため、余計にカビを増やしてしまうことになります。
●靴別の洗い方
革靴のカビは、まずふき取りとブラッシング。次に除菌用スプレーを吹きかけ、乾燥させます。乾いたらクリーニングスプレーを吹きかけてから乾拭き。保湿クリームを塗り、乾いたらワックスを塗り、乾いた布でつやが出るよう磨きます。仕上げにブラッシングをして、防水スプレーをかければ終了。
スエード靴のカビもまずはふき取りとブラッシング、除菌用スプレーを吹きかけ、乾燥させる。乾いたら硬いブラシで寝てしまった毛を立て、防水スプレー(スエードスプレー)をかけて終了です。
スニーカー(布)のカビはこすらないように、カビを軽くふき取り、布や柄物でも使用できる漂白剤、またはよく薄めた漂白剤を霧吹きでたっぷり吹きかけ、30分ほどおきます。色物や柄物の靴は漂白剤が使えないので消毒用エタノールで殺菌します。最後にお湯できれいに洗い流し、しっかりと乾燥させます。
長靴のなかのカビは長靴にお湯をたっぷり入れ、長靴の素材にあった液体漂白剤を入れ時間をおいたらよく洗い、しっかり乾燥させます。