●お年玉をあげる際の悩みはさまざま!
お年玉をあげるときの悩みについて聞いてみたところ、さまざまな声が挙がった。その一部を見てみよう。
「親戚からもらうお年玉の額が大きい」(30代)
「親戚のあいだでは一律千円に統一。でも大学を留年し続けている従兄弟には正直あげたくない」(30代)
「子どもたちがお年玉にケチつけるようになり、金銭的問題(無駄遣いなど)もあり、お年玉は子どもたちの楽しみとはいっても金額に悩む」(40代)
やはり、金額に関する悩みがダントツに多く寄せられた。また、「普段関わりがないのに、お年玉だけもらいに来る子にはどうしますか?」という質問には「金額を低くしてあげる」(46.1%)の回答が1位。次いで「あげるのは嫌なのであげない」(24.3%)、「あげるのは嫌だけど、しぶしぶあげる」(22.6%)という結果に。
「子どもには関係のないことなので、来たらあげる」(30代)という鷹揚な意見もあれば、「お年玉代わりにお菓子をあげる」(40代)という落とし所を見つけている人も。
いずれにせよ、お年玉は子どもにとっての年に1度の特別なお楽しみ。子どもたちの喜ぶ顔を見てうれしくない親はいない。相場や常識を踏まえた上でお年玉をやり取りして、大人も子どもも、気持よくお正月過ごせるようにしよう。
(阿部花恵+ノオト)
