『東京ラブストーリー』(’91)『愛という名のもとに』(’92)などの大ヒットドラマに主演し、人気絶頂にありながらも、とんねるず・石橋貴明(54)との結婚・出産を機におよそ12年間休業、’11年に大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』で女優復帰した鈴木。現在3人の娘のママとして子育てと仕事に勤しむ日々を過ごしている。
「とにかく目の前のことをなんとかしなきゃ、という日々でした。全員、無事でよく生き延びたなと思います」「自分の思い通りにならない生き物がこんなにいるなんて」と笑いながら休業中を振り返った彼女。とはいえ、年子に近い3人の女の子を育てるのは大変なこと。さっぱりしたコメントとは裏腹に、懸命に育児に取り組んでいた様子がうかがえる。
そんな鈴木だが、忙しい毎日の息抜きはテレビドラマだったとか。「(育児で)いろいろ大変で心が折れそうになった時、『続きが見たいからもう一週間頑張ろう』と思えた」「そうしているうちに、私がやっていたテレビのお仕事って、世の中の役に立っている仕事なんだなって気がついた」と、改めて自分の仕事について見つめ直したのだという。女優として、そしてママとして、凛とした表情で語る姿がとても印象的だった。
(文/池野フナ子)

ドラマが心の支えに・鈴木保奈美が語る子育ての日々
女優・鈴木保奈美(49)が11月24日(火)に放送された『スタジオパークからこんにちは』に出演。自身の子育てについて語った。