●血管の膨張や脱水症状が原因で体調不良に
食材を紹介する前に、そもそも二日酔いって何が原因になっているの? おもな二日酔いの症状は、頭痛や吐き気、食欲不振といわれています。お酒を飲みすぎると、体内で分解しきれなかったアセトアルデヒドや日本酒に多く含まれるアデノシンなどの有害物質が血管を拡張し、頭痛を引き起こしたり、脱水により吐き気や食欲不振になったりすることが多いようです。
●二日酔い対策にはトマトが大活躍!
トマトに含まれる代表的な栄養素のリコピンには、アルコールを摂取することで増えるアセトアルデヒドのはたらきを抑制する効果があります。また、クエン酸はアルコールの摂取によって荒れた胃の粘膜の修復を助けるはたらきがあるそう。飲み会の最中に、ビールとトマトジュースを混ぜたカクテル”レッドアイ“を飲んだり、トマトのカプレーゼなどを注文したりするといいかもしれません。翌日の朝食にトマトジュースを飲むのも効果があるようです。
