それやりすぎ!赤ちゃんの防寒しすぎは逆効果

それやりすぎ!赤ちゃんの防寒しすぎは逆効果

あと数日でクリスマス。全国各地でさまざまなイルミネーションが楽しめるため、家族で足を運ぶ人も多いだろう。また、クリスマスが終われば、すぐに年末になり初詣がやってくる。赤ちゃんも一緒にお参りをしたいところだが、注意したいのが赤ちゃんの服装だ。

寒い季節になると、体温調節が苦手な赤ちゃんのために、服を重ね着させているママさんをたまに見かける。しかし、重ね着のせいで赤ちゃんが体調を崩してしまう可能性があることをご存じだろうか?

それやりすぎ!赤ちゃんの防寒しすぎは逆効果

●過剰な重ね着は汗をかく原因になってしまう

赤ちゃんの体温は大人よりも高い。そのため、大人の感覚で服を着せてしまったり、心配するあまりに何枚も重ね着をさせてしまったりすると、赤ちゃんが暑くなり汗をかいてしまう可能性がある。汗をかくと体が冷えて、風邪など体調を崩すことにもなりかねないだろう。では、冬に赤ちゃんと外出をするなら、どんな格好が適しているのだろうか?

●大人よりもマイナス1枚で平気かも

まず大前提となるのが、脱ぎ着がしやすい服を選ぶこと。外は寒くてもおでかけ先の室内や電車、バスのなかでは暖房が効いていて暑くなりがち。そんなときに、すぐに脱がせてあげられるような服だと、赤ちゃんの体温調節ができて◎。とはいえ、薄着でいいのかといえばそれも間違い。外出の際は、帽子とレッグウォーマーなど、冷えやすい部位の防寒対策は忘れずに。また、生後ある程度経つ赤ちゃんで、抱っこひもを頻繁に使うようであれば、服を1枚減らしても問題なさそう。抱っこひもを使用すると、ママの体温を感じることができるためだ。ちなみに、生後1カ月を過ぎた赤ちゃんなら、外出することで体温調節をする力が育ち、病気への抵抗力が強くなるといわれている。寒いからといって室内にこもるのではなく、積極的におでかけするといいかもしれない。