●タイミングとメリハリが重要!
常に叱ってばかりいると、叱られることに慣れてしまい、さほど気にしなくなってしまいます。基本的に誰かを傷付けたり、危ないことをしたりする時以外は、叱るポイントは多くないはず。普段はやさしいママが本気になって叱ると、そのギャップを感じ、「してはいけないことだ」と理解するようになるのだそう。
●ママには理解しづらい男の子の特徴
ママにとって男の子は、不思議な行動をとりたがるように見えませんか? しかし、見方によっては、男の子の発想はとても面白いもの。おもちゃを乱暴に扱っているように見えて、本人は新しい遊び方を研究したり実践したりなんてことも。傍から見れば、おもちゃを壊しているように見えてしまいますが、男の子ならではの自由なアプローチで、思いがけず素晴らしい結果を招くこともあるかも?
また、女の子と比べて、男の子は「やらなければいけないこと」、「やってはいけないこと」について鈍感だそう。無意味に見える行動でも、男の子はちゃんとした理由があってやっているのです。こういう時は、怒るよりも理屈。「なぜそうしなければいけないか」具体的に説明してあげるのが◎。むしろ「ママには思いつかなかった!」と褒めるきっかけになるかもしれませんね。
子どものしつけが上手く行かないとイライラしてしまいがち…。しかし正しい叱り方をすれば、子どもだってきっと理解してくれます。機嫌が悪くて、子どもに八つ当たりしていませんか? 自分たちも少しだけ感情を抑えて、効果のあるしつけ方を実践したいですね。
(文・姉崎マリオ/考務店)
