●どの保険を選ぶべき?
学資保険には大きく分けて、貯蓄型と保障型があります。満期時の満期金の返戻率が高いのは貯蓄型で、保険料支払い期間中に生じる親の死亡や高度障害、医療が必要な状況が生じた場合への対応も保障してくれるのが保障型です。家庭状況によってどちらが適しているかは異なりますが、一般的には貯蓄型のほうがオススメだそうです。理由は返戻率が高いこと。また貯蓄型と保障型の差額で考えると、貯蓄型に入って、さらに掛け捨ての医療保険に入ったほうが同じ保障内容でおトクになるケースも。経済的に余裕がある家庭の場合、短期間でまとめて保険料を納めることができる商品を選べば、保険料が割安になるので、前納をしたり、支払期間の短いものを選ぶといいかもしれません。
子どもの教育資金は、想像以上に高く、家計を圧迫することもあります。子どもの将来が心配…というパパやママは少なくありません。早めに対策しておくのも、ひとつの方法です。子どもの進学について、お金の問題で選択肢や可能性を狭めてしまうのはツラいこと。学資保険を有効に活用して、子どもの将来のためにしっかり蓄えておきたいですね。
(文・姉崎マリオ/考務店)
