悪影響?夫婦喧嘩や不仲が子どもに与える影響は?

悪影響?夫婦喧嘩や不仲が子どもに与える影響は?

「子は親の背中を見て育つ」…この言葉のとおり、夫婦の関係が子どもの成長や人格に影響を与えるという意見があります。では、いったいどんな影響があるのでしょうか? 両親の不仲が子どもに与える影響や、どうしたら夫婦が仲良くしていけるかについてご紹介します。
悪影響?夫婦喧嘩や不仲が子どもに与える影響は?

●小さい子どもでも夫婦喧嘩はわかる?

まだ言葉もわからないくらいの小さな子どもでも、親の喧嘩を理解することができるのでしょうか? 答えはYESです。子どもの感性は大人よりも敏感であるといわれています。喧嘩が始まる前の両親の不機嫌な顔を見ただけでも、色々なことを察知するそうです。そして両親の仲が悪いと、子どもは自分自身を否定されているような感覚に陥り、どんどん不安を抱えこんでしまうことも…。

●子どもを不安にさせないために

喧嘩をしているパパとママの間を取り持とうと、赤ちゃんが2人におもちゃを持っていって、ニコッと微笑むという行動。これは何もわからずに、遊んでほしいからやるのではありません。本能的に、両親の関係を修復しようと努力してくれているためなのだとか。しかし、その努力の甲斐なく、夫婦の雰囲気が悪くなると、子どもの成長や発達のマイナス要因となってしまうことも。さらに、子どもに影響しやすいのは、「夫から妻への愛情」よりも、「妻から夫への愛情の深さ」だそう。子どもとの会話のなかで「パパにも今度、これ見せてあげようね」などとパパの存在をアピールし、ママが「パパを頼りにしていること」、「ママがパパを愛していること」、そして「パパが子どもを愛していること」を、ママからたくさん子どもに伝えてあげましょう。