
●小さい子どもでも夫婦喧嘩はわかる?
まだ言葉もわからないくらいの小さな子どもでも、親の喧嘩を理解することができるのでしょうか? 答えはYESです。子どもの感性は大人よりも敏感であるといわれています。喧嘩が始まる前の両親の不機嫌な顔を見ただけでも、色々なことを察知するそうです。そして両親の仲が悪いと、子どもは自分自身を否定されているような感覚に陥り、どんどん不安を抱えこんでしまうことも…。
●子どもを不安にさせないために
喧嘩をしているパパとママの間を取り持とうと、赤ちゃんが2人におもちゃを持っていって、ニコッと微笑むという行動。これは何もわからずに、遊んでほしいからやるのではありません。本能的に、両親の関係を修復しようと努力してくれているためなのだとか。しかし、その努力の甲斐なく、夫婦の雰囲気が悪くなると、子どもの成長や発達のマイナス要因となってしまうことも。さらに、子どもに影響しやすいのは、「夫から妻への愛情」よりも、「妻から夫への愛情の深さ」だそう。子どもとの会話のなかで「パパにも今度、これ見せてあげようね」などとパパの存在をアピールし、ママが「パパを頼りにしていること」、「ママがパパを愛していること」、そして「パパが子どもを愛していること」を、ママからたくさん子どもに伝えてあげましょう。
