3)障がい児の親だから…という偏見
「障がい児の親だから、立派な人格者だ。地味で控え目だ…という見方をよくされます。そうすると、人格者らしく振る舞わなくてはならなかったり、弱音のひとつも吐けなくなってしまいます。派手な格好をしていると、“障がい児を育てているのに、なんでそんなに浮かれているの?”と、言われることも実際にありました。そういう偏見は、とてもつらく窮屈に感じました」
4)“障がい児の子育てはつらいよね。気持ちわかるよ~”という言葉
「これは障がい児の子育てに限ったことではありませんね。経験したことない人に“つらいのわかるよ~”と、言われるのはいい気はしません。“私はわかってあげられない部分もあるけど、つらいんだね…”その寄り添ってくれる言葉だけでいいのです。丁寧な言葉でも、相手の立場に立っていない言葉はグサっと胸に突き刺さります。」

