●子育てデータとして役立つ
育児日記は子育てデータベースです。授乳の記録をしておけば、自分の授乳間隔をつかむために役立ちます。外出の記録を付けておけば、写真や動画を整理したときに、撮影日時や場所を照らし合わせてより鮮明に思い出しやすくなりますよね。子どもが覚えた言葉を記録して、ページが埋まっていくのを楽しむというママも少なくないそうです。
●他のママの育児にも大活躍?
育児日記は自分のためだけでなく、他のママの役にも立ちます。例えば、仲の良い友だちに初めて子どもができた時。自分が苦労して見つけた知識や経験は、大いに役立つことでしょう。また自分の子どもが大きくなって、育児の機会がやってきた時に、ママの育児日記は知識として、心強いだけでなく、「自分もこうやって育てられてきたんだ」と、孫の子育てを頑張るための最高の応援になることもあります。
育児日記は赤ちゃんの頃だけでなく、中学、高校になっても続けるママもいるのだとか。思春期や反抗期などの記録も、子どもが大人になってから見返すと、きっと面白いですよね。なかには、育児日記を夫婦で交換日記のようにするママたちもいるそう。育児日記ひとつで「子どもの成長記録」「ママの成長記録」「夫婦間のコミュニケーション」など、さまざまなメリットがあります。一度、試してみてはいかがでしょうか?
(文・姉崎マリオ/考務店)
